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北関東の魅力PR 都内で観光物産フェア

常陸野ネストビールをPRする木内酒造の担当者=東京・池袋
常陸野ネストビールをPRする木内酒造の担当者=東京・池袋


茨城、栃木、群馬の北関東3県の魅力を紹介する観光物産フェア「近くて便利!いばらき・とちぎ・ぐんま展」が22日、東京・池袋のサンシャインシティで開幕し、北関東の食や工芸品、観光地などをPRした。3県と常陽銀行(水戸市)、足利銀行(宇都宮市)、群馬銀行(前橋市)が連携して初めて開催。大井川和彦知事も駆け付け、本県の魅力を売り込んだ。

オープニングセレモニーでは、大井川知事ら各県幹部と、常陽銀行の寺門一義頭取ら3行の頭取がテープカット。大井川知事は、民間調査会社の都道府県別魅力度ランキングで3県が常に下位にいることに触れ、「フェアを通して、多くの人に魅力あふれる3県を見て、感じて、味わってもらいたい」と話した。

会場には、3県の約120団体が出展。常陸牛をはじめとする3県のブランド牛の食べ比べや、木内酒造(那珂市)の「常陸野ネストビール」を含む地ビール飲み比べでは、多くの人が列を作り、それぞれの味の違いを楽しんだ。

ほかに、本県のあんこう鍋や常陸秋そばなどご当地グルメの提供、結城紬(つむぎ)や笠間焼など伝統工芸品の展示・実演・販売、3県の観光をPRするステージイベントも行われた。

フェアは23日までで、午前10時〜午後4時。入場無料。 (高岡健作)

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