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ドクターヘリとの連携確認 ひたちなかの消防と病院

ドクターヘリで患者を搬送する訓練=ひたちなか市新光町
ドクターヘリで患者を搬送する訓練=ひたちなか市新光町


患者をヘリコプターで転院させる訓練が28日、ひたちなか市新光町の多目的広場であり、地元消防と病院が連携して、ヘリ出動要請から搬送まで一連の流れを確認した。

ひたちなか・東海広域事務組合消防本部が主催し、県や、市内の日立製作所ひたちなか総合病院、勝田病院の職員計約50人が参加した。

訓練は、ひたちなか総合病院の患者が緊急手術を必要とするものの手術室が満室のため、勝田病院に転院させるケースを想定。移動距離が長いため、ドクターヘリによる搬送が適当と判断した。ひたちなか総合病院からヘリを依頼された消防がヘリ基地病院に出動要請した。患者を搬送させる救急車に医師と看護師が同乗し、広場に着陸したドクターヘリのチームに引き継いだ。

また、ドクターヘリが出動中のため、代わりに県防災ヘリを要請する訓練も合わせて行われた。

同消防本部の宮崎登美男警防課長は「転院搬送が増える中、搬送時間が短いドクターヘリを活用するため、病院やヘリ基地病院と連携を深めたい」と話した。 (斉藤明成)

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