2017年12月7日(木)

東海村 「歴史と未来の交流館」 開館遅れ21年夏に

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東海村は、複合施設「歴史と未来の交流館」(仮称)の開館が1年遅れ、2021年7月にずれ込む見通しと6日までに明かした。計画を慎重に進めるよう求めた村議会の決議を受けて村が対応を見直し、建物の詳細を決める実施設計が遅れた。

村が示した新たなスケジュールによると、実施設計を本年度と来年度の2年かけて行う。建設工事は19年度に着手し、20年度に終了させる。21年7月の開館を目指すという。

当初の予定では実施設計は本年度中に完了。その後、19年度末に建物を完成させ、20年夏ごろの開館を見込んでいた。

村議会は今年3月の定例会で、実施設計の着手前に管理運営計画の策定を求める付帯決議を全会一致で可決。ランニングコストなどが示されていないことや、村民への説明が不十分で計画自体を疑問視する声もあると指摘していた。

そのため、村は5月に管理運営計画の骨子を作ったほか、村民との座談会を開くなど理解を求める活動に努めてきた。

また、村は2回開催した住民説明会の参加者を対象にアンケートを実施。参加者166人のうち120人が答え、約8割が計画内容を「理解できた」と回答したとしている。

交流館は文化財展示と体験学習ができる施設で、建設費は総額約12億円を想定。そのうち約7億円を国交付金で充て、残りが村負担となる。(斉藤明成)

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