2017年12月8日(金)

坂東市 前市長に返還請求へ 入札外し損賠和解金 12月議会に提案

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坂東市は7日、吉原英一前市長時代の2015年、市が建設業者9社に支払った訴訟の和解金9425万円について、吉原氏本人に返還を求める訴訟を起こす議案を、同日開会した市議会定例会に提出した。15日の定例会最終日に議決される見込みで、市は年明けをめどに水戸地裁下妻支部に訴えを起こす。

和解金は、09年の市長選で吉原氏の対立候補を支持したため同市発注工事の指名競争入札から意図的に外されたとして、市建設業協同組合に所属する9社が市に損害賠償を求めた訴訟によるもの。

9社は市長選後の4年間、入札に指名されなかったことから市長裁量権の逸脱があったとして、損害賠償を求めて10年12月に提訴。最終的な請求額は09〜12年度の約3億1192万円に上った。市側は15年3月、9425万円を支払うことなどで和解した。

市によると、和解金と同額を吉原氏が市に返還するよう求める市民からの陳情が6月の市議会定例会に提出され、総務委員会が全会一致で採択し、本会議も賛成多数で採択した。

議決を受けて市は10月、吉原氏に請求書を送付。11月に入り、支払いを拒否する旨の回答があったため、提訴する方針を決めた。 (小原瑛平)

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