2017年12月29日(金)

常磐道 水戸北、フルIC化 19年秋めどに供用

水戸北ICの上り線出入り口の建設工事が始まった=水戸市飯富町
水戸北ICの上り線出入り口の建設工事が始まった=水戸市飯富町

常磐自動車道の水戸北スマートインターチェンジ(IC)=水戸市飯富町=をフルIC化する工事が始まった。ランプウエーの新設や拡幅が11月から段階的に始まっており、茨城国体が開かれる2019年9月までに供用開始を見込んでいる。

同スマートICは06年に全国初の本線直結型として社会実験が始まり、09年4月から本格運用が始まった。現在は、東京方面(上り線)への入り口といわき方面(下り線)の出口に限られる。

フルIC化の工事は、上下線出入り口のランプウエーをそれぞれ整備する。上り線の出入り口は県道に、下り線(いわき方面)出入り口は国道123号に、それぞれ接続する。段階的に工事に着手し、上り線入り口は18年夏に、残りの上り線出口と、下り線出入り口は茨城国体開催直前の19年秋をめどに、それぞれ供用を目指す。

ネクスコ東日本水戸工事事務所は「工事に伴い、現在利用している出入り口が通行止めになる期間はないため、スムーズなフルIC化への移行を図れる」としている。

同ICは、水戸市の偕楽園まで約7キロ、弘道館や水戸駅周辺までは約8キロと中心市街地近くに位置する。市交通政策課は「フルIC化により、これまでの東京方面だけでなく、県北や東北からの観光客を迎え入れるための利便性が高まるほか、水戸IC周辺の渋滞緩和にもつながる」と期待を寄せる。

スマートICは自動料金収受システム(ETC)の搭載車専用で、有人の料金所などが不要なため建設コストが抑えられるのが特徴。一般道から高速道路に接続する本線直結型と、サービスエリアやパーキングエリアからの経由型がある。スマートICを増やすことで、物流効率化や観光促進など地域経済の活性化が期待される。(前島智仁)

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