2018年1月14日(日)

幡谷氏の功績しのぶ 県信組新年会 知事「本県経済に貢献」

県信用組合の新年会であいさつする渡辺武理事長(中央)=大洗町磯浜町
県信用組合の新年会であいさつする渡辺武理事長(中央)=大洗町磯浜町

県信用組合(渡辺武理事長)の新年会が13日、大洗町磯浜町の大洗パークホテルであり、大井川和彦知事、国会議員、首長、県議ら政財界のトップが集った。11日に死去した幡谷祐一会長の功績をしのぶ声や冥福を祈る声が相次いだ。

渡辺理事長は「幡谷会長は新年会を楽しみにしていただけに残念だ。後日にお別れの会を開く」と述べ、「幡谷会長の遺志を継ぎ、地域経済のため、役職員一丸となってまい進していく」とあいさつした。

大井川知事は「幡谷会長のご逝去を悼み心からお悔やみ申し上げます。全国トップクラスの信用組合の代表として、長きにわたり中小企業と勤労者を支援し、本県経済の発展に貢献された。公安委員会の委員長を務め、未来を担う人材育成にも協力された」と功績をたたえた。「妻の実家が日立市で小さな企業を営んでいた。経営の苦しい時、最後の頼りは県信組だった」と明かした。

石井啓一国交相も「全国一の信用組合をつくる偉業を成し遂げた」とたたえ、「勇気を頂いたのは83歳から筑波大の大学院に通われ、86歳で博士号を取得されたことだ。生涯学び続ける姿を見せてくれた」と話した。

額賀福志郎衆議院議員は「幡谷会長から朝7時半に出勤し、二つの支店を回ってから出社していると聞き、常に社員の先頭に立って歩いている人だと心を打たれた。『有徳を持って100歳まで現役でいる』と、飽くなき道を進んでいた」と振り返った。

幡谷氏は前知事、橋本昌氏の後援会長を務めた。橋本氏は「政界にもにらみを利かせる最後の経済人で、存在感のある人だった」と力を込め、「自分の商売だけでなく、地域全体を考えてくれる人はなかなかいない。最初から最後まで、お世話になりましたとしか言えない」と惜しんだ。

開催地の小谷隆亮大洗町長は「幡谷会長はこのホテルに宿泊して、皆さんをお迎えするつもりだったと聞く。ホテルの経営や大洗の観光振興に力添えを頂いた」と感謝の言葉を述べた。(清水英彦、磯前有花)

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