2018年2月11日(日)

那珂市の旧給食施設 JA常陸へ無償譲渡

野菜加工所に活用

契約書を交わす木村人司組合長(左)と海野徹市長=那珂市福田
契約書を交わす木村人司組合長(左)と海野徹市長=那珂市福田

那珂市は8日、学校給食センターの一本化によって廃止された同市古徳の旧瓜連学校給食センターについて、施設や設備をJA常陸に無償譲渡する契約を結んだ。同JAは野菜をカットして販売する加工所として再利用する。災害時には住民への食料供給の拠点として市に協力する契約になっている。譲渡日は4月1日で、JAは一部施設をリニューアルし、5月の連休後から順次稼働の予定。

同センター(鉄骨平屋建て)は民有地を借地して建設され、2000年4月に供用開始、瓜連地区の学校給食を担ってきた。市は昨年7月に同センターの給食を廃止し、同9月から同市南酒出の市給食センターに業務を一本化している。借地契約は3月末までのため、JAがこの民有地を改めて借地する。

市は遊休施設の有効利用が図られ、同JAは加工所の増強を図ることで、(1)地元の雇用拡大(2)地元の野菜など農産物の使用量拡大(3)農業6次産業化の推進-などをメリットに挙げている。

同市福田の那珂市役所で開かれた締結式には、市から海野徹市長、大縄久雄市教育長ら、JA常陸からは木村人司組合長らが出席。海野市長は「今回の再利用を契機にJA常陸と協力して地元の農産物の利用拡大や6次産業化を推進。地域の発展を図りたい」とあいさつ。木村組合長も「販路拡大という難しさはあるが、農家の所得拡大が組合の目的。行政とさらに連携を密にしていきたい」と意欲を示した。 (萩庭健司)

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