水戸で磯節全国大会 地元の伊藤さん優勝
日本三大民謡の一つ「磯節」の技量を競う「第39回磯節全国大会」(同実行委主催、茨城新聞社など後援)の決戦会が11日、水戸市千波町の県立県民文化センターであり、同市の主婦、伊藤芳枝さん(29)が優勝した。県勢の優勝は3年ぶりで、伊藤さんは「さらに精進したい」と意気込んだ。
磯節は江戸時代、那珂湊(ひたちなか市)や祝町(大洗町)の漁師たちの間で歌われたのが始まりとされる。大会は3、4両日に予選会があり、一般、寿、少年少女の3部門に計397人が出場。決戦会は一般の部の予選会を勝ち抜いた30人(県勢21人)で行われ、このうち10人が最終審査に残り、歌声を競った。
伊藤さんは、民謡教室を開く母親の影響で2歳半から歌い始めた。全国大会の常連で、2014年の第35回大会でも準優勝に輝いている。「何回も出たが勝ったり負けたりだったので、とてもうれしい」と優勝の喜びをかみしめ、「地元の人間として良かった」と笑顔を見せた。 (鈴木剛史)
ほかの主な上位者は次の通り。(敬称略)
準優勝 園部智恵(ひたちなか市)▽3位 大塚有朗(千葉県浦安市)▽入賞 小田かつよ(堺市)武石純子(ひたちなか市)鈴木やよい(愛知県刈谷市)渡辺二三子(三重県尾鷲市)菅原理恵(阿見町)東梅育恵(川崎市)芝間靖秋(水戸市)
磯節は江戸時代、那珂湊(ひたちなか市)や祝町(大洗町)の漁師たちの間で歌われたのが始まりとされる。大会は3、4両日に予選会があり、一般、寿、少年少女の3部門に計397人が出場。決戦会は一般の部の予選会を勝ち抜いた30人(県勢21人)で行われ、このうち10人が最終審査に残り、歌声を競った。
伊藤さんは、民謡教室を開く母親の影響で2歳半から歌い始めた。全国大会の常連で、2014年の第35回大会でも準優勝に輝いている。「何回も出たが勝ったり負けたりだったので、とてもうれしい」と優勝の喜びをかみしめ、「地元の人間として良かった」と笑顔を見せた。 (鈴木剛史)
ほかの主な上位者は次の通り。(敬称略)
準優勝 園部智恵(ひたちなか市)▽3位 大塚有朗(千葉県浦安市)▽入賞 小田かつよ(堺市)武石純子(ひたちなか市)鈴木やよい(愛知県刈谷市)渡辺二三子(三重県尾鷲市)菅原理恵(阿見町)東梅育恵(川崎市)芝間靖秋(水戸市)