2018年2月13日(火)

ふんどし、普及拡大を 水戸の中川さん、協会も設立

デザイン性、快適さ訴え

「日本古来の文化、ふんどしを広く普及させたい」と話す日本ふんどし協会代表の中川啓次さん=水戸市内
「日本古来の文化、ふんどしを広く普及させたい」と話す日本ふんどし協会代表の中川啓次さん=水戸市内

日本の伝統的な下着「ふんどし」の復権に水戸市の男性が取り組んでいる。一般社団法人日本ふんどし協会(東京)の代表を務め、普及に貢献した有名人をたたえる「ベストフンドシストアワード」の選定やPRイベントを開くなど注目を集める。既成概念にとらわれないデザイン性やリラックス効果などを説き、「日本古来の文化とともに快適さを知ってほしい」と普及拡大を夢見る。

取り組むのは、中川啓次さん(41)。兵庫県出身で、当初は兄が経営する都内のコンサル企業で働いていたが「仕事が全然できなかった」(中川さん)。

落ち込んでいると、取引先の男性社長から言われた。「締めると元気出るよ」。社長は血流が良くなると言って越中ふんどしを愛用していた。

インターネットで購入すると、きつく締め上げるイメージとは異なり、開放性と快適さに魅了された。そのうち、人にも勧めたくなった。

「おしゃれな製品を作れば、現代でも広がるかもしれない」。2011年秋、兄の会社を退職、ふんどしの製造販売会社を自ら設立した。商品は色や模様などデザイン性を高めた。ゴムがないため締め付け感が抑えられ、「むくみや冷え性の解消が期待でき、リラックス効果もある」と話す。

百貨店やネットを通じて販売する。女性用もバリエーション豊富で、顧客数は男性を上回るという。

自ら立ち上げた協会には同業社など約15企業・団体が加盟する。主な活動の一つとして、ふんどしの普及に貢献した有名人を毎年選んでいる。これまで大賞には、歌手のサンプラザ中野さんや俳優の古田新太さんらを選出。15年度は納豆のキャラクター、本県の「ねば〜る君」が特別賞に選ばれた。

3年前、妻の実家がある水戸市に移住。「茨城でもふんどしを普及させたい」と意気込む。 (鈴木剛史)

■14日PRイベント 大洗
日本ふんどし協会は、14日を「ふんどしの日」として同日、大洗町磯浜町でPRイベント「ふんどしに願いを込めて」を開く。白い越中ふんどしに願いを書き、大洗磯前神社の神職に祈祷(きとう)してもらう。協会は「ここ一番に締めるも良し、飾るも良し」として、参加を呼び掛けている。

参加希望者は協会ホームページから申し込む(先着順)。参加は無料。午前10時半、同神社集合。アドレスは、http://www.japan-fundoshi.com/

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