レスリング吉田沙保里さん 夢持ち努力重ねて 水戸・双葉台中
大人への一歩を踏み出す生徒にエールを送る立志行事が22日、水戸市立双葉台中(同市双葉台)で開かれ、女子レスリング世界大会16連覇を果たした吉田沙保里さんが講演した。吉田さんは「自分で決めたことを諦めずに続けてほしい」と生徒たちに呼び掛け、夢や目標を持つことの大切さを訴えた。
2年生を対象とする同校の立志行事は、毎年「20キロを歩く会」と「講演会」などで構成。今年は「吉田さんの話を多くの生徒に聞いてもらいたい」(同校)と、全学年と保護者の計約550人が出席した。
講演は吉田さんが生徒からの質問に答える形で実施。座右の銘を聞かれた吉田さんは「好きな言葉は『夢追い人』。何歳になっても夢は必要で、夢があれば前向きになれる」と持論を述べた。
自身の夢については「2020年の東京五輪開催時には38歳になっている。再び挑戦したいと思う一方で、結婚や出産を経験したいという夢もある」と明かした。また、「14歳の頃はどんな人だった」と問われると、「みんなと一緒。霊長類最強とか言われてるけど、同じ人間だよ」と答え、笑いを誘った。
吉田さんは「まだ人生は長い。夢や目標があれば頑張れる。多くの言葉を聞き、自分にどの道が合っているのかしっかり考えて」とエール。「自分に自信を持てるよう、努力を積み重ねて」と背中を押した。講演後はクラスごとに記念撮影に応じるファンサービスも見せた。
講演後、質問に登壇した高橋アタルさん(14)は「試合前は勝つことを想像していたと聞き、実践したい」と感想。吉田さんの印象を「とても優しかった。冗談を交えて緊張をほぐしてくれたので、自然体で質問することができた」と話した。(前島智仁)
2年生を対象とする同校の立志行事は、毎年「20キロを歩く会」と「講演会」などで構成。今年は「吉田さんの話を多くの生徒に聞いてもらいたい」(同校)と、全学年と保護者の計約550人が出席した。
講演は吉田さんが生徒からの質問に答える形で実施。座右の銘を聞かれた吉田さんは「好きな言葉は『夢追い人』。何歳になっても夢は必要で、夢があれば前向きになれる」と持論を述べた。
自身の夢については「2020年の東京五輪開催時には38歳になっている。再び挑戦したいと思う一方で、結婚や出産を経験したいという夢もある」と明かした。また、「14歳の頃はどんな人だった」と問われると、「みんなと一緒。霊長類最強とか言われてるけど、同じ人間だよ」と答え、笑いを誘った。
吉田さんは「まだ人生は長い。夢や目標があれば頑張れる。多くの言葉を聞き、自分にどの道が合っているのかしっかり考えて」とエール。「自分に自信を持てるよう、努力を積み重ねて」と背中を押した。講演後はクラスごとに記念撮影に応じるファンサービスも見せた。
講演後、質問に登壇した高橋アタルさん(14)は「試合前は勝つことを想像していたと聞き、実践したい」と感想。吉田さんの印象を「とても優しかった。冗談を交えて緊張をほぐしてくれたので、自然体で質問することができた」と話した。(前島智仁)