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常陸牛、認知度拡大へ 茨城県振興協 県内外でPR

県庁生協食堂で提供されるメニューをPRする蓮田沙雪さん(右)、道隆さん夫婦=県庁
県庁生協食堂で提供されるメニューをPRする蓮田沙雪さん(右)、道隆さん夫婦=県庁


茨城県常陸牛振興協会(川津修会長)は26日、「常陸牛の日」(3月5日)に合わせ、県内外で消費キャンペーンを行うと発表した。常陸牛の特別メニューを提供するなどして認知度と消費の拡大を図る。同協会名誉会長の大井川和彦知事ら約10人が、県庁で記者会見し概要を明らかにした。

同協会は昨年2月、設立日の3月5日を「常陸牛の日」に決めた。キャンペーンを行うのは初めて。川津会長は「生産者は丹精込めて常陸牛をつくっている」とPR。大井川知事は「県では有名なブランド牛だが、(認知度・消費を)さらに全国、世界に広げていきたい」と意気込んだ。

同協会や県畜産協会が3月、ホームページ上で常陸牛が当たる企画を用意。5〜9日までの間は、県内5カ所の県庁生協食堂が常陸牛ハンバーグ定食(税込み520円)を提供する。都内の国会議事堂と衆参議員会館の食堂でも、2月27日から数日間、常陸牛の特別メニューを販売する。

会見に同席した生産者の蓮田沙雪さん(34)、道隆さん(33)夫婦は「常陸牛は有名なブランド牛に引けを取らない、きれいな霜降りでおいしい肉。いっぱい食べて良さを知って」と呼び掛けた。(磯前有花)

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