2018年2月27日(火)

板谷波山の自然な姿 遺族方からフィルム発見

筑西 3月3日初上映

記録映画「板谷波山先生〜寿齢八十年記念」(1953年)の1シーン
記録映画「板谷波山先生〜寿齢八十年記念」(1953年)の1シーン

筑西市出身の陶芸家で文化勲章受章者の板谷波山(1872〜1963年)の実像に迫ろうと、未公開の記録映画「板谷波山先生〜寿齢八十年記念」が来月3日、同市丙のしもだて地域交流センターで初上映される。陶芸集団「東陶会」が1953年に製作したもので、波山の遺族方から昨年発見された。陶芸ファンや市民の広い関心を集めそうだ。

映像はモノクロの16ミリフィルムで、上映時間は十数分。波山の作業場や展示会場、文化勲章受章時の姿が記録されているという。上映は、波山の誕生日3月3日に開かれている市民の集い「波山の夕べ」の15回目を記念し、主催する下館・時の会が企画した。

生前の波山を撮影した動画映像は他にも数点知られているが、今回の映像について同会は「特に波山の自然な姿、良い表情が撮られており希少」としている。

また上映と合わせて、なかとみ現代工芸美術館(山梨県身延町)の館長で波山の弟子だった陶芸家、南雲龍氏が講演。波山研究の第一人者、学習院大学の荒川正明教授や、波山の孫の村田あき子さん、波山先生記念会理事長の板谷駿一さんらもゲスト出演する。

下館・時の会の一木努会長は「波山の人柄を知ることのできる、和やかなフィルム。当時の下館の様子も映る。多くの人に鑑賞してほしい」と話している。

午後6時開演、入場無料。問い合わせは事務局の津田さん(電)0296(23)2607
(冨岡良一)

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