展望ロビー、三味線響く いばらき大使委嘱記念 踊さんコンサート 県庁
石岡市出身で全盲の津軽三味線奏者、踊(よう)正太郎さん(41)が28日、水戸市笠原町の県庁25階展望ロビーでミニコンサートを開いた。昨年12月、県の「いばらき大使」に委嘱されたのを記念して開催。ファンや県職員ら約200人を前に、力強さと繊細さが折り合う見事なばちさばきを披露した。
ミニコンサートは、「県内公演が少ない」と踊さんから聞いた大井川和彦知事が呼び掛けて実現。眺めが良く明るい日差しが差し込む展望ロビーで、踊さんが「津軽じょんから節」とオリジナルの「鰺ケ沢の風」「桜吹雪」の計3曲を奏でると、大きな拍手を浴びていた。
念願の演奏を果たした踊さんは「感激している。ただただうれしい」と充実の表情。大井川知事は「すごい迫力ですね」と驚いていた。
踊さんは芸道35年を記念したコンサートを10月21日、水戸市内で開く。(黒崎哲夫)
ミニコンサートは、「県内公演が少ない」と踊さんから聞いた大井川和彦知事が呼び掛けて実現。眺めが良く明るい日差しが差し込む展望ロビーで、踊さんが「津軽じょんから節」とオリジナルの「鰺ケ沢の風」「桜吹雪」の計3曲を奏でると、大きな拍手を浴びていた。
念願の演奏を果たした踊さんは「感激している。ただただうれしい」と充実の表情。大井川知事は「すごい迫力ですね」と驚いていた。
踊さんは芸道35年を記念したコンサートを10月21日、水戸市内で開く。(黒崎哲夫)