2018年3月31日(土)

耐震補強、4月1日再開 水戸市中央図書館・博物館

青年向け専用棚  展示模型も修復 

リニューアルオープンに向け新コーナーの準備に追われる図書館職員=水戸市大町
リニューアルオープンに向け新コーナーの準備に追われる図書館職員=水戸市大町

耐震補強など建物の改修工事に伴い、2016年4月から休館していた水戸市大町の市立中央図書館と市立博物館が、4月1日にリニューアルオープンする。中央図書館では若者利用を促す図書コーナー新設や開館時間を延長するほか、博物館も展示模型修復や企画展の開催を進め、利用者増を目指していく。

中央図書館と博物館は1980年7月に複合施設として開館。建物は地上4階、地下1階建ての鉄筋コンクリート造りで、延べ床面積は両施設合わせ約4840平方メートル。東日本大震災の発生を受けて2013年度に耐震診断を行った結果、耐震化が必要とされたため、建物の耐震補強、屋上防水、天井張り替えやトイレ、エレベーター、空調設備なども改修した。

リニューアルにより、中央図書館では「青年図書(YA=ヤングアダルト)コーナー」を新設。同館職員が10〜20代に薦めたい本を約100冊選び、専用棚に配置する。コーナーには職員が内容を解説したポップなども掲示していく予定だ。

近接する県立図書館(同市三の丸)と重なっていた毎週月曜の休館日は、金曜に変更する。開館時間についても、平日は1時間、土・日・祝日は約3時間延長し、午前9時半〜午後8時とする。中心市街地の立地を生かし、学生や仕事帰り客の取り込みを図る。

また、入り口付近に入館カウンターを設ける。図書の貸出数に加え、読書室や閲覧利用者数の把握も進め、今後の運営に生かしていく。松本崇館長は「2年間という長期休館だったので、従来の利用者に戻ってきてもらうほか、新たな利用者を開拓する取り組みを進めたい」と意気込む。

「美術」「歴史」「民俗」「自然」の4部門で約5万点の貴重な資料を保管する博物館では、老朽化が進んでいた「水戸城想定模型」を修復し再展示する。本県で今秋に開催される世界湖沼会議や明治維新150年の節目などを見据え、常設展示にも工夫を凝らした取り組みを進める。休館日は毎週月曜、開館時間は午前9時半〜午後4時45分で、いずれも変更はない。

(前島智仁)

全国・世界のニュース

2019 年
 2 月 19 日 (火)

メニュー
投稿・読者参加
サービス