2018年4月27日(金)

【県南西政懇】決まり手判断、難しい 第36代木村庄之助氏、大相撲界を解説

「大相撲と行司の世界」と題し講演する、元大相撲立行司の第36代木村庄之助氏=筑西市乙
「大相撲と行司の世界」と題し講演する、元大相撲立行司の第36代木村庄之助氏=筑西市乙

県南西政経懇話会の6月例会が26日、筑西市乙のホテルニューつたやで開かれた。元大相撲の立行司、第36代木村庄之助氏(69)が「大相撲と行司の世界」と題して講演。「行司は、きらびやかな衣装を着て、ただ取り組みを裁いているわけではない」とし、「番付表を書いたり、場内放送、地方巡業のホテルの手配をすることも仕事。また相撲は神事で、行司は神主役になる」と語った。

鹿児島県枕崎市出身の木村氏は1964年に、同県出身の元関脇、鶴ケ嶺昭男氏の在籍した井筒部屋に行司として入門。思い出を振り返りながら、行司の役割を分かりやすく解説した。

取り組みの決まり手を、全82手の中から瞬時に判断し発表する難しさについて明かし、モニターで見ている正面の親方と判断の分かれた場合は「親方の意見を重要視する」とした。

また独特の相撲文字で書かれた番付表作りについて「この役に選ばれるのは行司の一番の誇り」と説明。下書きに3日、清書に約10日、自作の筆を7本使う手作業であることを紹介した。「番付を書く人は口の堅さも必要。井筒親方に聞かれてもしゃべらなかった」とし会場の笑いを誘った。

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