2018年4月30日(月)

龍ケ崎の市民団体 新旧水戸街道を紹介 神社や寺遺構も ガイド本作成

水戸街道の道筋を紹介する枡田道隆さん=龍ケ崎市若柴町
水戸街道の道筋を紹介する枡田道隆さん=龍ケ崎市若柴町

新旧2つのルートがある水戸街道を紹介するガイドブック「龍ケ崎の水戸街道と古水戸街道」が完成した。市民団体の市民環境会議文化環境部会のメンバーが住民から話を聞いたり、道標を探したりして4年以上かけてまとめた。同部会委員長の枡田道隆さん(69)は「ガイドブックを手に街道を歩いてもらいたい」と話す。

水戸街道は、我孫子宿(千葉県我孫子市)から取手宿(取手市)、藤代・宮和田宿(同)を通って若柴宿(龍ケ崎市)に至るルートが一般的には知られている。一方、水戸街道が整備される前の江戸時代初期には、我孫子宿から回り道して銚子方面に行く街道を通り、布佐(同市)と布川(利根町)を経て若柴宿に抜ける「古水戸街道」が使われていた。

ガイドブックは同部会のメンバー約10人が街道を散策する人たちに役立ててもらおうと、2013年秋から作り始めた。メンバーは街道近くのお年寄りを訪ねたり、市史を参考に道標や一里塚を探したりして地道に調査を継続。編集作業もメンバーが行い、4年以上かけて完成させた。

街道の紹介に加え、街道沿いにある神社や寺などの遺構の歴史も調べてガイドブックに盛り込んだ。なかには市史に記録のない遺構もあり、「調べるのが大変で試行錯誤した」(枡田さん)という。龍ケ崎市歴史民俗資料館や郷土史研究家などからアドバイスを受けながら地道にまとめた。

枡田さんは「読んだ人が『行ってみたい、歩いてみたい』と思えるようなものを作ろうと心掛けてきた。親しみを持って読んでもらえたら」と話した。

ガイドブックはB5判で全64ページ。千部限定1冊300円で販売。販売場所は市役所4階の環境対策課と観光物産センター(同市佐貫町)のほか、5月6日までの期間限定で市民窓口ステーション(同市小柴5丁目)で扱っている。(松原芙美)

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