2018年5月10日(木)

ひたちなかの福祉施設が湊線モチーフ焼き菓子 干し芋使用、包装に駅名標

開業10年イベントから販売

「駅銘菓 トレンシェ」を紹介する有阪加奈子施設長=県庁
「駅銘菓 トレンシェ」を紹介する有阪加奈子施設長=県庁

ひたちなか市の多機能型障害福祉サービス事業所「ハートケアセンターひたちなか」(有阪加奈子施設長)は、ひたちなか海浜鉄道(吉田千秋社長)が運行する湊線をモチーフにした焼き菓子「駅銘菓 トレンシェ」を開発した。素材に干し芋などを使い、包みには湊線の駅名標をあしらった。13日に那珂湊駅(ひたちなか市釈迦町)で開かれる同鉄道の開業10周年を記念したイベントで販売を始める。

湊線の土産物として売り出すとともに、同事業所の作業工賃向上を図るのが狙い。同事業所の菓子工房で作業する20〜50代の障害者25人が手掛ける。

駅名標は、常磐大助教でデザイナーの小佐原孝幸氏が考案した。2015年度のグッドデザイン賞にも選ばれている。今回は湊線全10駅の駅名標を包みのデザインに使用した。

焼き菓子はフィナンシェで、市特産の干し芋を使った「ほしいも味」のほか、県西地域特産のさしま茶を使った「抹茶味」「ほうじ茶」など10種類をそろえた。

同事業所は、5年ほど前から湊線の関連イベントでクッキーを販売。その際、来訪者から「鉄道の商品がほしい」などと要望を受けたという。

県庁で会見した有阪施設長は「女性の鉄道ファンが増える中、女性も手に取りやすい商品にしたかった」と振り返った。13日のイベント後は受注販売を続けつつ、那珂湊駅での常設販売やインターネット販売を目指す。

ひたちなか海浜鉄道の吉田社長は「駅の切符売り場では地元の産品を売り始めており、その商品の一つとして(トレンシェが)定番になっていけばいい」と期待を寄せた。

5個入りパック1620円(税込み)。問い合わせは同事業所(電)029(264)1500。 (小野寺晋平)

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