2018年5月17日(木)

新日鉄住金、「日本製鉄」に社名変更 来年4月、国際競争力向上へ

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新日鉄住金は16日、来年4月1日に社名を「日本製鉄」に変更すると発表した。傘下の日新製鋼を完全子会社化し、来年4月をめどにステンレス鋼板事業を統合することも発表。新社名の下で成長戦略を加速させ、国際競争力を高める狙いだ。

新日鉄住金の進藤孝生社長は東京都内で記者会見を開き、社名変更の理由を「グローバルに展開する際、日本発祥の製鉄会社であると明確に打ち出したい」と説明した。

「日本製鉄」の名称は官営の旧八幡製鉄所などが合併して1934年に発足した国策会社で使われていた。読み方は「にほんせいてつ」だったが、新社名は「にっぽんせいてつ」となる。戦後に解体され、分割後の会社が再編で旧新日本製鉄になった経緯があるが、進藤氏は「意識せず決めた」と話した。

新日鉄住金は、旧新日本製鉄と旧住友金属工業が2012年10月に合併して発足した。旧住友金属の名称は社名からなくなる。

新日鉄住金は山陽特殊製鋼の子会社化なども検討しており、進藤氏は「新たなDNAが入ってきている。より包摂的な名称が必要だ」とも強調した。社名変更は来月の株主総会を経て正式に決定する。日新製鋼の完全子会社化については「早期に競争力を強化する必要がある」と述べた。

■錦織鹿嶋市長 消える「住金」寂しい

錦織孝一鹿嶋市長は「鹿島開発とともに市民に定着していた『住金』の名前が消えるのは大変寂しい。『日本製鉄』となっても地元の発展とともに、これからの歴史を築いていただけるようお願いしたい」とのコメントを発表した。

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