2018年5月17日(木)

茨城国体開会式 1700人、華麗な演技へ 県、年度内にシナリオ

総勢1万人を超える県民が参加した前回茨城国体の集団演技「水と緑とまごころ」=1974年10月20日、笠松運動公園陸上競技場
総勢1万人を超える県民が参加した前回茨城国体の集団演技「水と緑とまごころ」=1974年10月20日、笠松運動公園陸上競技場

2019年の茨城国体・全国障害者スポーツ大会に向け、県は“開会式の華”となる式典前演技のシナリオ作りを進めている。テーマは「いばらき風土記2019〜ここから、未来がひろがる〜」。総勢約1700人の県民が出演し、音楽に合わせて華麗な演技を繰り広げる。県は、振り付けや演出など具体的なプログラムを本年度中にまとめる計画で、「演技を通して本県の魅力を存分にアピールしたい」としている。

▽魅力凝縮

式典前演技は、19年9月28日に笠松運動公園陸上競技場で開かれる総合開会式で、天皇、皇后両陛下をお迎えし披露される。園児から学生、一般県民まで老若男女約1700人が出演し、演技を通して本県の魅力を表現する。演技時間は30分。「ここに茨城の魅力を目いっぱい詰め込む」(県国体・障害者スポーツ大会局)考えだ。

テーマの「いばらき風土記」について、同局は「茨城のさまざまな魅力を紹介する演技自体を新たな『風土記』と捉え、魅力満載の茨城から未来が広がることを表現する」と解説する。

▽4章構成

県がまとめた式典実施計画によると、式典前演技は4章構成で、本県ゆかりの著名人がストーリーテラーとなって展開する。

序章「歓(よろこ)び」(演技時間9分)は、本県を代表する全国トップレベルのマーチングバンドの演技・演奏とフラッグパフォーマンスで歓迎の思いを表現する。

第1章「悠久の歴史と文化」(同6分)では、約1300年前に編さんされた「常陸国風土記」の語りに合わせて、本県の歴史や伝統工芸などを大型映像で紹介。歴史や文化継承の象徴として、中高生らが勇壮な剣舞を披露するシーンが見どころだ。

第2章(同7分)のテーマは「豊かな自然ときらめく大地」。小中高校生、大学生ら約400人が、豊かな自然や恵みをイメージした色鮮やかな衣装で、ダイナミックな創作ダンスを繰り広げる。

最終章「未来への躍動」(同8分)では、総勢約1700人が「伝統と最先端の科学技術が融和する茨城に暮らす人々が未来に向かって羽ばたく姿」(同局)を、華やかで迫力あるダンスで表現し、フィナーレを飾る。

全国障害者スポーツ大会の開会式(19年10月12日)では、約15分間に短縮した歓迎演技を披露する。

▽“サプライズ”も

県は現在、専門家らを中心に具体的な演技のフォーメーションや振り付け、演出などの台本作りを進めている。音楽の制作も同時並行で行われ、同局は「作業は順調。イメージが具体的な形になってきた」と手応えを語る。

構想が固まり次第、衣装や小物、各種道具作りにも着手する。合わせて、演技に参加する子どもたちや学生、一般県民、団体などの選考作業も進める。

県は本年度中に、式典前演技の具体的な内容や出演者などをまとめた実施要項を作成する計画。一部の演技については、年明けにも練習を始めたい考えだ。ただ、出演する著名人の発表や演技の目玉などは、とっておきの“サプライズ”となりそうだ。

同局は「ハイレベルな演技を披露し、会場全体を一つにしたい。県民の力を結集させ、茨城の魅力を余すところなく発信したい」と意気込む。(朝倉洋)

全国・世界のニュース

2018 年
 9 月 19 日 (水)

メニュー
投稿・読者参加
サービス