2018年5月29日(火)

女性教師草分け 止幾の生涯上演

朗読劇、50人聞き入る 水戸

城里町出身の幕末の女傑・黒沢止幾の生涯を演じた朗読劇=水戸市南町
城里町出身の幕末の女傑・黒沢止幾の生涯を演じた朗読劇=水戸市南町

日本初の女性小学校教師で、幕末には勤皇女流三傑にも数え上げられた黒沢止幾(とき)を題材にした水戸朗読の会(寺門幸子代表)の朗読劇「黒沢止幾の生涯」が27日、水戸市南町2丁目の茨城新聞みと・まち・情報館で上演され、約50人が行動力ある女性の活躍に聞き入った。

黒沢止幾は1806年、茨城郡錫高野(すずこうや)村(現在の城里町錫高野)生まれ。地元の寺子屋や私塾で教え、明治の学制発布とともに小学校教師となった。幕末には安政の大獄で謹慎処分となった徳川斉昭の汚名返上のため、朝廷に願い出ようと行動した逸話でも知られる。

朗読劇は、止幾の姿や生家を映し出しながら、4人の読み手が臨場感を込めて表現した。寺門代表は「女性ながらすごい行動力のある人だった。止幾の人生を知る機会になれば意義があると思う」と、公演に手応えを感じていた。

全国・世界のニュース

2018 年
 8 月 16 日 (木)

メニュー
投稿・読者参加
サービス