2018年6月7日(木)

高萩清松高 ホオズキで地域おこし

校内栽培、文化祭で販売へ

高萩市地域おこし協力隊の笹川雄也さんと美奈さんの指導を受けながらホオズキの定植作業に取り組むボランティア部の生徒たち=県立高萩清松高校
高萩市地域おこし協力隊の笹川雄也さんと美奈さんの指導を受けながらホオズキの定植作業に取り組むボランティア部の生徒たち=県立高萩清松高校

県立高萩清松高校(高萩市赤浜、吉沢和彦校長、生徒594人)のボランティア部(19人)が、校内で高萩の特産品「花貫フルーツほおずき」の栽培に取り組んでいる。「楽しみながら農業やまちおこしを体験し、社会性を身に付けてもらおう」と企画。11月開催予定の同校文化祭での販売を目指している。

花貫フルーツほおずきは、同市の食用ホオズキのブランド化に取り組む生産者グループ「花貫フルーツほおずき倶楽部(くらぶ)」(蓬田茂代表)が主に生産し、ジャムやアイスクリームなどに加工している。

同ボランティア部では、ホオズキの栽培や加工開発、販路拡大策に取り組む市地域おこし協力隊と一緒に、「地域おこしに関われれば」と昨年、5株の栽培に挑戦した。上々の成果を得て、今年は本格的に取り組むことになった。校内にほ場として約25平方メートルを確保し、雑草や小石を取り除いて耕し、肥料を入れて土作りを行った。ホオズキ栽培の様子も見学した。

苗の植栽は5月31日に同協力隊の笹川雄也さん、美奈さん夫妻の指導を受けて実施した。シャベルやくわを使って畝(うね)を作り、土の表面をマルチシートで覆い、10株の苗を定植。生長して苗が倒れないように支柱に麻ひもで結んだ。部員たちは一つ一つの作業の意味を確認しながら丁寧に植えていった。

同部3年、千葉駿作さん(18)は「分からないことも多かったが、笹川さんたちの指導で無事できた。多くの生徒が通る場所なので自分たちの活動や特産品を知ってもらいたい」と汗を拭った。同部顧問の久保田瑞穂教諭は「外部の人と関わりながら社会性を育てたい。このような取り組みが他の生徒たちにも波及するようになれば」と期待する。

今後は草取りやわき芽を摘んだりして、8月中旬以降に収穫。文化祭で販売する予定だ。笹川美奈さんは「土に触れてもらったり、特産品を知ってもらう良い機会。自分たちも刺激になる」と話した。(飯田勉)

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