2018年6月14日(木)

大洗町とニーショーピン市(スウェーデン) 友好都市、ご破算

相手の“財政難”で

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大洗町がスウェーデンのニーショーピン市と結んでいた友好都市協定が解消された。理由は同市側の財政難という。協定を解消したい旨の親書が町に届き、小谷隆亮町長が同意した。

同市は首都ストックホルムから約100キロに位置する。大洗町とは海や原子力事業所といった共通点があり、これらを縁に2006年5月に協定を締結した。市町間では、隔年で互いに生徒らを派遣。町からは全5回の派遣で計50人の中学生が海を渡り、現地の学生と交流したり原子力施設を見学したりした。

今年は町側が派遣する年だったため、昨年12月ごろから市にメールで複数回連絡。しかし、「担当者が不在」などと曖昧な回答が続いた。今年4月中旬には「友好都市を終わりにしたい」旨の連絡があり、翌5月9日に市議会議長名で親書が送られてきた。

親書には、これまでの関係に感謝するとともに、「事業を継続するための財源が確保できない」「国の新規則に伴い、原子力施設を未成年が見学できなくなった」などと解消理由の説明が添えられていた。

町担当者は「納得した上での解消と考える。大洗の子どもたちに得難い経験をさせてもらえて感謝している」と話していた。(鈴木剛史)

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