2018年6月18日(月)

常総・中妻町砂場地区の自警団、地域の安全守り13年 全200世帯加入、夜間巡回を継続

子どもたちも一緒に歩いた「松の木安全会」の13周年記念パトロール=常総市中妻町
子どもたちも一緒に歩いた「松の木安全会」の13周年記念パトロール=常総市中妻町

常総市中妻町砂場地区の自警団「松の木安全会」の夜間パトロールが13周年を迎えた。地域の安全を守ろうと、住民たちが毎週交代で見回る自主活動。住民同士の絆も強まり、「地域力」の向上にも一役買っている。


同会は2005年6月に発足し、地区の全世帯(約200世帯)が加入している。活動は週1回、当番の班から2〜3人、計10人前後が集まり、地区の約2キロを巡回。外国籍の住民も加わっている。

12日は13周年の記念としてパトロールを実施。常総警察署の署員や市職員も加わり、総勢約40人で30分ほど歩いた。

「活動に参加してから顔見知りが増えた」と語るのは、4年前に市内の別の地区から引っ越してきた会社員の長森俊樹さん(49)。以前住んでいた地区ではこうした活動がなかったという。

別の60代女性は、「子どもが成長すると、ママ友同士の関係って一端疎遠になるけど、こういう場があるから、また仲良くなれた」と指摘。自警団の活動が地域の交流の場にもなっていると強調した。

パトロールでは、木の板に鉄の棒を取り付けた通称「ガチャ」が使われる。同地区で昔から伝わる夜回り道具で、この日も「ガチャ、ガチャ」と音を鳴らしながら住宅街を回り、住民に防犯を呼び掛けた。

駆け付けた常総警察署の村上貴志署長は「行き止まりの場所もしっかり確認し、徹底して目を光らせている。地道な努力に感服した」と評価した。

安全会の古矢旭会長(80)は「事故もなく、13年間やってこられたのは各家庭の協力があってこそ」と感謝。記念パトロールに地域の子どもたちが参加してくれたことにうれしさを見せ、「将来大きくなったら、この活動を受け継いでもらいたい」と期待した。(今橋憲正)



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