2018年8月30日(木)

コウノトリを小美玉で保護 防鳥ネットでけが

レンコン田で保護されたコウノトリ=小美玉市
レンコン田で保護されたコウノトリ=小美玉市

小美玉市内のレンコン田で27日午後、飛来したコウノトリ1羽が防鳥ネットに引っ掛かり、保護されていたことが29日、分かった。コウノトリは国の天然記念物。羽にけがを負い、県鳥獣センター(那珂市戸)に収容されたという。

保護されたのは、全長約1・2メートルの1羽。脚に個体識別の輪が着けられている。日本野鳥の会によると、千葉県野田市の施設で今年3月に生まれ、6月に放鳥されたオスの「だいち」。

保護した小美玉市内の農業、男性(39)によると、27日午後6時ごろ、実習生(23)が、田んぼの上に張った網に引っ掛かり、羽をばたつかせている1羽を見つけた。2人がかりで網から外し、軽トラックで男性の自宅に移し、小魚を食べさせて一晩保護した。翌28日朝、県に救護を求め、県が引き継いだ。

男性は「とにかく大きさにびっくりして、このツルみたいな鳥は何だろうと思った」と振り返った。

一方、日本野鳥の会茨城県の池野進会長(68)は、渡り鳥などに対する防鳥ネットの危険性を指摘し、「懸念していたことが現実になり残念。対策が必要」と話した。(三次豪)

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