2020年2月12日(水)

県民投票実現へ活動学ぶ 東海第2再稼働賛否で市民団体 水戸、経験者招く

県民投票活動の経験者に話を聞いた対話集会=水戸市緑町
県民投票活動の経験者に話を聞いた対話集会=水戸市緑町

日本原子力発電(原電)東海第2原発(東海村白方)の再稼働の賛否を問う県民投票の実現を目指す市民団体「いばらき原発県民投票の会」は水戸市緑町の県立青少年会館で11日、全国でこれまでに実施された県民投票運動の関係者を招いた対話集会を開いた。同会メンバーや市民ら約100人が、県民投票運動の経験者たちから署名集めや議会対策などの活動について学んだ。


冒頭の主催者代表のあいさつで、姜(かん)咲知子(さちこ)共同代表が「私たちや下の世代の人からは対立を避けたいと思っている印象を受ける。大切なものを大切だと言える社会をつくろう」と呼び掛けた。事務局から署名集めの現状について、10日現在で2万745筆が集まり、359万483円の寄付があったと報告された。

全国の事例紹介では、女川原発2号機の再稼働の賛否を問う県民投票の活動に携わった多々良哲さん(宮城県)や、「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎さん(沖縄県)ら5人が登壇。古着店やカフェなどで署名してもらう「まちかどステーション」の設置や、買い物客の多いスーパーでの署名集めの有効性などを紹介。直接請求しても議会で否決された事例が多い点を参加者から問われると、議会対策として「議員に地道に会って話を聞いてもらうことが大切」などと答えた。

同会は、県民投票条例制定を求める大井川和彦知事への直接請求に必要な署名集めを1月6日に開始した。署名数の目標は、直接請求に必要な有権者総数の50分の1(昨年12月1日現在で4万8662筆)以上の5万筆。規定数が集まれば署名を知事に提出し、6月の県議会定例会への上程を目指す。(三次豪)



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