議会改革 取手市、初の総合1位 県別で茨城県議会2位 早大研究所ランキング

「議会改革度調査2020」で総合1位となり、オンラインで行われた報告会で北川正恭氏の総括を聞く取手市議ら=同市議会議場
「議会改革度調査2020」で総合1位となり、オンラインで行われた報告会で北川正恭氏の総括を聞く取手市議ら=同市議会議場
■オンライン活用評価
全国の地方議会の活動を調査しランキング化する「議会改革度調査2020」(早稲田大学マニフェスト研究所主催)で、茨城県取手市議会が初の総合1位に輝いた。都道府県別では茨城県議会が2位となった。取手市議会は、コロナ禍において、ICT(情報通信技術)を活用した「オンライン議会」への取り組みなどが評価された。同市議会の斎藤久代議長は「コロナ禍の中で議会として考えながらやってきた。今後も議会改革を進めていく」と語った。

調査は、(1)情報共有(2)住民参画(3)議会の機能強化-を柱に、改革度合いを数値化してランキング化する。今回11回目。全都道府県議会と全国の市町村議会の計1404地方議会が回答した。

発表は1日、オンライン報告会として行われた。取手市議会は同日、議場に斎藤議長らが集まり視聴した。同市議会は、新型コロナの影響がある中、オンラインの活用による議会活動を進めたことなどが評価され、分野別で「情報共有」4位、「住民参画」2位、「機能強化」1位。地域別では「関東」1位、自治体別では「一般市」1位となり、総合1位となった。

また、茨城県議会は自治体別で「都道府県」2位。前年の3位から一つ順位を上げ過去最高。政策立案機能・立法機能が発揮されている点に加え、茨城大学との包括連携協定の締結、ICT活用など議会の機能強化などが評価された。総合では17位に入った。

同研究所顧問の北川正恭氏は総括で「地方から改革していくという機運が醸成されてきた。地方議会から地方を変え、地方から国を変えると、プライドを持って改革を進めてほしい」と期待した。

同市議会の吉田文彦事務局長は「オンライン化を中心に議会と事務局が一体となって進めてきた。関わってきた職員たちもうれしいと思う。事務局として今後もしっかり取り組んでいきたい」と話した。

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