茨城・大子の乳児暴行死 逮捕の父親、日常的に虐待か

写真はイメージ
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茨城県大子町のドラッグストア駐車場で生後2カ月の長男をたたきつけるなどして父親が傷害容疑で逮捕された事件で、顔にあざができたとして長男が以前に水戸市内の病院を受診していたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。県警大子署は同日、重体だった長男が搬送先の同病院で死亡したと発表した。県警は容疑を傷害致死に切り替え、日常的な虐待があったとみて捜査を進めている。

傷害容疑で6日に逮捕されたのは、ひたちなか市外野2丁目、会社員、堀江弘輝容疑者(24)。

捜査関係者によると、事件前、長男の律希ちゃんは顔にあざができていたことから同病院を受診。車の座席にたたきつけられ5日に救急搬送された際には、脳からの出血のほか、約2週間前に発症したとみられるあばら骨の骨折も見つかった。さらに堀江容疑者が、律希ちゃんが搬送された際に「怒ったら白目をむいた」などと医師に説明していたことも判明した。

事件当時、車内には堀江容疑者と律希ちゃんのほか、別の子ども2人が乗っていたという。

県警によると、堀江容疑者は「泣きやまなかったからイライラしてやった」という趣旨の供述をして、容疑を認めている。妻がドラッグストアで買い物をしている最中、犯行に及んだとみられる。県警は今後、律希ちゃんを司法解剖し死因を調べる。

ひたちなか市によると、9月30日に職員が律希ちゃんを訪問した際、虐待が疑われるようなあざや発育の異常はなかったという。県中央児童相談所は「10月6日に救急搬送されるまで虐待の通告や相談はなかった」としている。

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