水戸出身・七海ひろきさん 明治座 歌や踊り、軽快に 「令和の義経」に挑戦

七海ひろきさん(明治座提供)
七海ひろきさん(明治座提供)
出演中の「令和千本桜~義経と弁慶」
出演中の「令和千本桜~義経と弁慶」
水戸市出身で元宝塚歌劇団男役スターの七海ひろきさんが、明治座(東京・日本橋)の舞台「令和千本桜~義経と弁慶/コロッケものまねオンステージ2021」に出演している。平安時代末期の物語を、七海さんらが現代的な歌や踊りで表現する新たな形のエンターテインメント。七海さんは「カリスマとして描かれる義経をどう表現するか。弁慶との出会いのシーンは見どころ」と話している。

舞台は2部構成。第1部が令和版「義経と弁慶」をテーマにしたステージで、源義経に扮(ふん)する七海さんと、弁慶役のコロッケさんとの掛け合いにも注目が集まる。歌や踊りを取り入れ、七海さんと若手俳優らが洗練されたパフォーマンスで舞台を彩っている。

七海さんは宝塚歌劇団を退団後、俳優や声優、音楽活動など幅広いジャンルで活躍する。殺陣のシーンが入る今舞台では、立ち回りを繰り返し稽古してきたという。「義経の強さだけでなく、軽やかさや俊敏な動きなどを特に意識した」

見どころは五条大橋で弁慶と義経とが出会うシーンだ。芝居とショーの両方が楽しめる今の時代に合った演出で「コロッケさんの弁慶と一緒に素晴らしい舞台にしたい」と意気込みを語る。

水戸市出身の七海さんは県立水戸二高在学中、宝塚音楽学校に合格した。高校時代の水戸は、「放課後や休日、千波湖で友人と散歩をしたりランニングをして過ごした。花火大会も楽しかった」と話す思い出の場所だ。

水戸や宝塚時代に学んだこと全てが現在につながっているという。後輩や若い世代に対しては「やってみる、挑戦するというのは、いつからでも遅くない。失敗してもそれが糧になる。恐れずチャレンジしてほしい」とアドバイスする。舞台は21日まで。

明治座チケットセンター(電)03(3666)6666(午前10時~午後5時)。

■弁慶との絡み見せ場
-今回の役作りや表現で心掛けたことは。
「源義経は歴史上、カリスマとして描かれている。弁慶をはじめ家臣が付いていきたいと思えるような人物でなければ。さまざまな作品を見て研究した」

-そのために具体的に行った稽古など。
「殺陣のシーンもあるので、立ち回りなどを繰り返し稽古した。義経は強さだけでなく軽やかさや俊敏な動きが重要となってくるので、意識している」

-今公演の見どころは。
「義経が飛ぶシーン(フライングシーン)。初めてなので、飛びながら歌ったり動いたりできるのか、ドキドキ。弁慶と義経が出会う大事なシーンでもあるので、最高の見どころにしたい」

-茨城の皆さんにメッセージを。
「公演やライブなどに挑戦する中で昨年、つくばで開催したディナーショーでは気持ちが高ぶり、何ともいえない感情が込み上げた。地元茨城は特別な場所。12月19日にはつくば市のホテル日航つくばでの開催が決まり、今から楽しみだ」

-今後の目標など。
「舞台やライブだけでなくイベントや配信コンテンツなど多方面に挑戦していきたい。中でも、声優は意識の置き方が舞台とは全く違い、マイク前で演じる難しさを実感している。これから精進し、声優を極めたい」

■ななみひろき
2003年宝塚歌劇団に入団し、男役スターとして活躍。19年3月の退団後は俳優、声優、歌手など多方面で活動している。19年11月「いばらき大使」に就任。

最近の記事

ニュース一覧へ

全国・世界のニュース