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星弘道   「自詠」
 
【新着情報】
2017年4月16日(日)
巨匠に若手、秀作一堂 水戸、日本の書展茨城展 開幕
【写真説明】
日本の書展が開幕し記念写真に納まる出席者ら=水戸市千波町の県民文化センター

日本書壇の巨匠から本県期待の若手まで秀作を一堂に集めた「第44回日本の書展茨城展」(茨城書道美術振興会、茨城新聞社主催)が15日、水戸市千波町の県民文化センターで開幕、初日から大勢の人が訪れた。書家3人による席上揮毫(きごう)も行われた。期間は20日まで。

1973年から続く県内最大規模の書道展で、全国巡回の「現代書壇巨匠」や「茨城書壇招待作家展」など5部門に総勢364人が出品した。
開幕式で、茨城書道美術振興会長の小田部卓茨城新聞社長が「若手が順調に育っている」とあいさつ。吉澤鐵之(てつし)理事長も「書道、美術界のために一致団結していきたい」と述べた。引き続き、主催者と来賓代表によるテープカットが行われた。
開幕に先立ち、奨励賞受賞者と、第17回茨城新聞社学生書道紙上展の上位入賞者の表彰式が行われた。
期間中は、出品作家によるギャラリートークが初めて行われる。また、来場者が和紙に「夢」など思い思いの文字を書にしたためて、好文亭のふすま絵の修復作業に参加できるコーナーが設けられる。(大貫璃未、写真は嘉成隆行)

2017年4月16日(日)
書家3人、席上揮毫 個性豊か、歓声とため息
【写真説明】
席上揮毫する山村青雨さん=県民文化センター

水戸市千波町の県民文化センターで15日に開幕した「第44回日本の書展茨城展」は、茨城書道美術振興会常任理事の、?瀬霞山さん、鶴見香萩さん、山村青雨さんの3人が席上揮毫(きごう)に臨み、個性豊かに筆さばきを披露。取り囲む観客が一心に見つめる中、書に向き合う心を見せた。

緊張感が漂う静かな会場は、筆を置く音、運ぶ音だけが聞こえ、3人が書き上げると歓声と感嘆のため息とともに、室内に墨の香りが広がった。
希望に湧く字を選んだ?瀬さんは、「湧泉」の2文字を「日本刀で切るように」気迫のこもった運筆でしたためた。最後の一筆は先端の余韻を出そうと、自然と出たという気合の一声とともに締めた。「人前で書くことがなく慣れない環境だったが、紙に挑む気持ちで臨んだ」と話した。
若草色の紙に「蝶舞百花風」としたためた鶴見さん。流れるようなリズムで、春の情景を描き出した。創作には力がいるが、それを感じさせない優雅な姿を観客の目に残した。
山村さんは、うねるような線など豊かな表現で「璧玉」を勢いよく書き上げた。璧は古代中国の玉器の一種で円形状。線の延長線上に円が生まれるよう意識し、多彩な表情を生み出した。
夫婦でひたちなか市から訪れた福田仁さん(75)は、「神業のよう。書は偶然ではなく、一点一画。自分の思い描く通りに線を引いていくとよく分かった」と話した。
同展の5部門の一つ「茨城書壇選抜展」で、優れた作品に与えられる奨励賞も決まった。(大貫璃未、写真は嘉成隆行)
奨励賞受賞者は次の通り。(敬称略、順不同)
保坂和風(水戸市・茨城書壇代表作家推挙)▽菅澤智浄(鹿嶋市)▽国天和華(ひたちなか市)▽大和田豊久(那珂市)▽遠藤文葉(北茨城市)▽石川國博(日立市)▽前田竹雪(同)▽曳沼玲鳳(同)▽渡辺海風(同)▽吉澤太雅(水戸市)

2017年4月16日(日)
児童生徒、書に思い 水戸、好文亭ふすま絵修復
【写真説明】
好文亭のふすま絵修復用の和紙に文字を書き入れる子どもたち=水戸市千波町の県民文化センター、嘉成隆行撮影

偕楽園(水戸市)の好文亭のふすま絵修復の一環で、15日から同市千波町の県民文化センターで始まった「第44回日本の書展茨城展」の会場に、来場者が和紙に墨で文字を書くコーナーが設けられている。20日まで。
文化財の修復に一般の人も携わり、タイムカプセルのように次回修理の60年後の未来へ思いをつなげる企画。作品は、修復時に下張りとして使用される。
この日は、第17回茨城新聞社学生書道紙上展で上位入賞した小中高生16人が、石州和紙に一筆一筆丁寧に書き上げた。「思いのままに」を選んだ北茨城市立中郷一小6年の山野辺天(そら)さん(11)は、「60年後も自分の思うように生きていたい」と願いを込めた。
茨城書道美術振興会名誉顧問の星弘道さんと同理事長の吉澤鐵之(てつし)さんも揮毫(きごう)した。作品は乾燥させるため5月下旬から約半年間、弘道館に展示される。 (大貫璃未)

2016年12月8日(木)
茨城書美術振興会 日展特選2氏たたえる
【写真説明】
特選の吉澤石琥さん(前列左から2人目)と鈴木赫鳳さん(同3人目)=水戸市内

■鈴木さん吉澤さん書部門2度目 水戸で祝賀会
茨城書道美術振興会(会長・小田部卓茨城新聞社長)は7日、水戸市内のホテルで「日展茨城五科祝賀会」を開き、全国公募美術展「改組新第3回日展」書部門で2度目の特選に輝いた鈴木赫鳳(かくほう)さんと吉澤石琥(せきこ)さんの2人を祝った。

特選は同展公募の最高賞に当たり、応募総数8402点の中から10点のみに与えられた。
祝賀会には同会関係者や家族など約160人が出席。小田部会長は「2年前も鈴木・吉澤ペアで特選だった。同会の副理事長も務めており組織の頂点のレベルが上がっている。老いも若きも一丸となって頑張りたい」とあいさつ。県美術展覧会会長で日展副理事長の能島征二さんは「2度の特選は本県美術界にとってうれしく思う。出品数が多い部門で、また難関の審査の中で大変な成果を上げた」と賛辞の言葉を贈った。星弘道茨城書道美術振興会名誉顧問、小川一成県議会議長、小田木真代高萩市長、海野徹那珂市長らも祝辞を述べた。
特選の鈴木さんは「皆さんのおかげ。若い人たちのため書の道を精進していきたい」と話した。兄弟で日展で活躍する吉澤さんは「いつかは日展に、と3人で腕を磨いてきた。茨城の書道界のために身を粉にして頑張っていく」と謝辞を述べた。

2016年12月8日(木)
「日本の書展茨城展」 来年4月15日開幕
【写真説明】
第17回茨城新聞学生書道紙上展の審査会=水戸市内

茨城書道美術振興会は7日、水戸市内のホテルで理事会と役員会を開き、中心事業の「第44回日本の書展茨城展」を来年4月15〜20日に同市千波町の県民文化センターで開催することなどを決めた。
吉澤鐵之(てつし)理事長は「応募が昨年より増え1万1千点を超えた。ありがたく思う。今後も書道文化が振興していくよう活動したい」とあいさつした。
理事会に先立ち、第17回茨城新聞学生書道紙上展(来年2月中旬に特集掲載予定)の最終審査が行われ、特別賞20人が決まった。

受賞者は次の通り。(敬称略)
▽県知事賞
庄司温(水戸葵陵高3年)

▽県議会議長賞
山田真優(同2年)

▽県教育長賞
木田みのり(明秀学園日立高1年)
猿田めぐみ(大和中3年)
杉山菜乃華(長堀小6年)

▽水戸市長賞
酒井皓子(茗渓学園高3年)
川島絢子(茗渓学園中2年)
山野辺天(中郷一小5年)

▽水戸市教育長賞
川原春香(水戸二高2年)
水沢一暢(友部中3年)
畠山柚季(芳野小4年)

▽県子ども会育成連合会理事長賞
中泉佑悠(谷田部小1年)
大和蓮(千波小2年)
高岡千遥(櫛形小3年)

▽茨城新聞社長賞
渡辺佐保(鉾田一高1年)
五十嵐萌(東海中1年)
池羽真菜帆(結城西小6年)

▽茨城書道美術振興会理事長賞
仁平若奈(岩間一小5年)
遠藤滉太(勝田二中1年)
人見亨香(茨城大付属中2年)

2016年6月1日(水)
寄せ書き 熊本にエール 茨城書道美術振興会 水戸で総会
【写真説明】
個性的な書体で寄せ書きをし熊本県にエールを送る茨城書道美術振興会の常任理事ら=水戸市宮町

茨城書道美術振興会は30日、水戸市内のホテルで2016年度総会を開き、15年度の収支決算報告、16年度の事業計画を承認した。
総会では、4月に開かれた「第43回日本の書展茨城展」の成果が報告され、第44回展の開催は来年4月15〜20日に決定した。11月に応募を受け付ける第17回茨城新聞社学生書道紙上展への協力も仰いだ。
会長の小田部卓茨城新聞社長は「学生書道展のレベルも年々上がっており頼もしい若手が育っている。ますますの繁栄を祈る」と期待を込めた。
吉澤鐵之理事長は、先月の書展に前年比533人増の2235人が来場したことを受け、「席上揮毫(きごう)などイベントを定着させ、来年も見に行こうと思ってもらえるよう引き続き協力してほしい」と会員に呼び掛けた。
同会は熊本地震救援金として、書展中に行ったチャリティー色紙展の収益金の一部、18万6941円を茨城新聞文化福祉事業団に寄託した。常任理事らが個性的な書体で寄せ書きし、被災地にエールを送った。

2016年6月1日(水)
【写真説明】
目録を手渡す吉澤鐵之理事長(中央左)=水戸市内のホテル

茨城書道美術振興会(吉澤鐵之理事長)は31日までに、県内書家によるチャリティー色紙展示即売会の収益金の一部、50万円を茨城新聞文化福祉事業団に寄託した。今年4月に行われた「第43回日本の書展茨城展」に合わせて開催した。代表して吉澤理事長が、同事業団理事長の小田部卓茨城新聞社長に目録を手渡した。

2016年4月17日(日)
多彩な墨の美 日本の書展茨城展開幕
【写真説明】
「日本の書展茨城展」の開幕を祝ってテープカット=水戸市千波町の県民文化センター

日本書壇の巨匠から本県期待の若手までの作品を一堂に集め、書芸術の神髄を披露する「第43回日本の書展茨城展」(茨城書道美術振興会、茨城新聞社主催)が16日、水戸市千波町の県民文化センターで開幕した。漢字や仮名、近代詩文書、篆刻(てんこく)などがそろい、多彩な墨の美を伝えている。書家が来場者の前で執筆する席上揮毫(きごう)も行われた。21日まで。
1973年から続く県内最大規模の書道展で、全国巡回の「現代書壇巨匠」や「茨城書壇招待作家展」など5部門に総勢359人が出品した。
開幕式で、茨城書道美術振興会長の小田部卓茨城新聞社長が「茨城の書道のレベルは、全国的に上位にランクされている。次代を担う若手も順調に育ち、今、いい流れができている」とあいさつ。
吉澤鐵之(てっし)理事長も「素晴らしい書の文化を未来に連綿とつないでいくことが私たちの使命」と決意を語った。続いて、主催者と来賓代表によるテープカットが行われた。

2016年4月17日(日)
日本の書展茨城展開幕 会場沸かす迫力の揮毫
【写真説明】
席上揮毫する吉澤石琥さん=水戸市千波町の県民文化センター
【写真説明】
席上揮毫する山内香鶴さん=水戸市千波町の県民文化センター

■吉澤石琥さん 山内香鶴さん 人柄あふれる作品に
水戸市千波町の県民文化センターで16日に開幕した「第43回日本の書展茨城展」。初日の恒例イベントとなった席上揮毫(きごう)には、茨城書道美術振興会副理事長の吉澤石琥(せきこ)さん(65)と同会事務局長の山内香鶴(こうかく)さんが臨んだ。「書は人なり」の格言にもあるように、運筆の姿や仕上がった作品に書家それぞれの人柄があふれていた。
最初に登場した山内さんの題材は、中国の詩人、蘇東坡(そとうば)の作品の一節「花満城」。「晩春に梨の花びらが街いっぱいに舞い広がる」の意味を含む。復興ソング「花は咲く」が流れる中、体全体を使って、行草体の強靭(きょうじん)な筆さばきを披露。山内さんは「緊張して足が震えましたが、精いっぱい書きました」と笑顔で振り返った。
吉澤石琥さんは、父親の故鐵石(てっせき)さんから譲り受けた40年前の青墨と紙を用い、論語の一節「黙而識之」に挑んだ。中国の伝統楽器、二胡(にこ)のゆったりとした音色をバックに、包容力のある隷書(れいしょ)体で書き上げた。弟の鐵之理事長とも軽妙な掛け合いをし、会場を沸かせた。「墨は百彩。時間とともに青みを増す青墨の魅力を知っていただければ」と吉澤石琥さん。
間近に見た水戸市内の女性(77)は「山内先生の鋭く強靭な筆の入れ込みと、吉澤先生のおおらかな筆致に感動した。それぞれの人柄がにじみ出ていた」と話した。 (沢畑浩二、写真は村田知宏)

奨励賞受賞者は次の通り。(敬称略、順不同)
小泉芳香(筑西市)▽小池松峰(ひたちなか市)▽川崎一葦(同)▽大内芳想(同)▽石浜林泉(つくば市)▽中山白堂(東海村)▽永藤窓風(水戸市)▽津崎麗江(牛久市)▽田畑大舟(古河市)▽柴沼秀風(土浦市)

2015年12月10日(木)
水戸で「日本の書展茨城展」 2016年4月16日開幕
【写真説明】
第16回茨城新聞学生書道紙上展の審査を行う吉澤鐵之理事長(中央)=水戸市宮町

茨城書道美術振興会(会長・小田部卓茨城新聞社長)は12月9日、水戸市内のホテルで理事会と役員会を開き、中心事業の「日本の書展茨城展」(第43回)を2016年4月16〜21日に同市千波町の県民文化センターで開催することなどを決めた。

小田部会長は「書の素晴らしさは、自己研さんと併せて、後進の指導に尽力し、仲間と助け合うところ。今後も本県書道界の発展に努めたい」とあいさつ。吉澤鐵之理事長は「書道界を次の若い人にバトンタッチできるよう、(茨城)新聞社と一体となって活動を盛り上げていきたい」と力を込めた。

理事会に先立ち、第16回茨城新聞学生書道紙上展(来年2月中旬に特集掲載予定)の最終審査が行われ、特別賞20人が決まった。受賞者は次の通り。(敬称略)

▽県知事賞 人見冴香(水戸二高3年)▽県議会議長賞 栗原沙友里(磯原郷英高2年)▽県教育長賞 向山倫(友部二小6年)渡邊佐保(鉾田・南中3年)佐藤祐里(茗渓学園高1年)▽水戸市長賞 鈴木菜月(関川小5年)小林勁就(松岡中2年)高崎楓加(下妻二高3年)▽水戸市教育長賞 吹野姫菜(北川根小4年)渡邊萌香(高萩中3年)清水梨沙(水戸二高2年)▽県子ども会育成連合会理事長賞 山形穂華(櫛形小1年)鈴木碧惟(江川南小2年)伊藤陽菜(二の宮小3年)▽茨城新聞社長賞 河合志歩(豊浦小6年)人見亨香(茨城大付属中1年)平塚楓(水戸葵陵高1年)▽茨城書道美術振興会理事長賞 高田七海(麻生小5年)猿田麻絢(水戸・第一中2年)川島絢子(茗渓学園中1年)

2015年5月21日(木)
名誉顧問に星氏 吉澤理事長ら再選
【写真説明】
茨城書道美術振興会の総会であいさつする吉澤鐵之理事長=水戸市宮町

茨城書道美術振興会は20日、水戸市内のホテルで2015年度総会を開き、役員改選で小田部卓会長(茨城新聞社長)、吉澤鐵之理事長らを再選、新設した名誉顧問に星弘道氏を任命した。14年度の収支決算報告、15年度事業計画を承認した。

総会では、4月に開かれた「第42回日本の書展茨城展」の成果が報告され、第43回展は来年4月16〜21日に開催することに決めた。このほか第16回茨城新聞社学生書道紙上展への協力も呼び掛けた。

吉澤理事長は「少子高齢化に負けず、県民に『見に行きたい』と感じてもらえるような書展となるよう一丸となって活動していく」と意気込みを見せた。小田部会長は「先月の書展は席上揮毫(きごう)などの仕掛けが注目を浴び、前年より来場者が500人近く増えた。会がますます元気になるよう努めていきたい」と述べた。

鈴木赫鳳、吉澤石琥両副理事長らも再選された。

 

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