◆2019年4月◆

緑色の光に非日常感

春らんまん。カメラを肩から下げて外を歩くのが楽しい季節となりました。今月は桜のある風景や春祭りでのスナップなど、156点の応募がありました。

最優秀賞に輝いた佐藤次男さんの「夜狐物語」は偕楽園の恒例行事「夜・梅・祭」での一こま。暗がりで動きのある情景を、雰囲気を損なわないよう思い切って感度を上げて撮影しました。散漫になりがちな構図も、嫁入り行列とライトアップに絞って、上手に整理されています。緑色の光に照らされている場面を選んで非日常感を出したのも奏功しています。

優秀賞には糸井隆さんの「木々の戦い」と田上和喜さんの「何かあるのかな、」が選ばれました。「木々の戦い」は真っすぐに伸びる木に巻き付いたつるが大蛇を想像させます。無駄を一切省いた構図から木々の生命力が伝わってきます。

「何かあるのかな、」は少女の好奇心をモチーフにした作品。主役を画面右下に配し、コンクリートに開いた穴の列を取り込んだことで、写真にリズムが生まれました。(写真映像部)



「夜狐物語」 佐藤次男(常陸大宮市)
ニコンD300S 18〜200ミリ f6・3 1/40秒 ISO8000=水戸市




「木々の戦い」 糸井隆(常陸大宮市)
オリンパス 9〜18ミリ f4・7 1/80秒ISO200(マイナス0・3補正)=常陸大宮市


「何かあるのかな、」 田上和喜(小美玉市)
ペンタックス 17〜70ミリ f10 1/125秒 ISO100(マイナス2補正)=いわき市




「烈火の叫び」 萩谷正男(常陸大宮市)


「疾走」 佐藤武美(高萩市)


「お花見列車」 平沢徳孝(常陸太田市)


「花粉光環」 藤井美代志(かすみがうら市)


「桜祭に華を添へ」 佐藤邦夫(東海村)


「作業中」 小林優(石岡市)


「おかえりなさい」 飯田正弘(常陸太田市)


「春暁」 山中啓一(阿見町)


「花のすべり台」 丸森勝造(土浦市)


「いざ!出陣」 高橋静江(石岡市)

2019 年
 7 月 23 日 (火)

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