◆1970年7月◆

大胆構図でスケール感

今月は祭りやイベントでのスナップ、昆虫や野鳥を狙ったネイチャー写真など、127点の応募がありました。構図をできる限り切り詰めてテーマを強調した作品が、上位3点に選ばれました。

最優秀賞は桜井浩さんの「決死の修理隊」です。風力発電機のブレードの上で作業する人たちを大胆な構図で捉えました。全体を写し込まないことで、スケール感と緊迫感を出しています。特別な情景でなくても、切り取り方次第で作品になるという、お手本のような写真です。

優秀賞には田上勤さんの「決意を新たに」と佐藤次男さんの「湯加持行」が選ばれました。「決意を新たに」は、余計なものを一切排除して嫁入り舟を写しました。舟を対角線上に配置することで、進行方向に力強さを生み出しています。

「湯加持行」は、沸騰した湯を全身に浴びる荒行の様子。画面を整理したことで、修験者と見物客の緊張感がより伝わってきます。  (写真映像部)



「決死の修理隊」 桜井浩(小美玉市)
ニコンD600 28〜300ミリ f16 オート ISO400=鹿嶋市




「決意を新たに」 田上勤(城里町)
キヤノン 24〜105ミリ f4 1/200秒 ISO200=潮来市


「湯加持行」 佐藤次男(常陸大宮市)
ニコンD300S 18〜200ミリ f8 オート ISO800=栃木県




「慈雨に詣る」 和田浩司(日立市)


「見つけた!!」 丸森勝造(土浦市)


「かわいいね」 綿引勝春(大子町)


「夕日にかける」 望月森雄(常陸大宮市)


「足早のエサ探し」 佐藤邦夫(東海村)


「太公望」 若泉治男(行方市)


「祭りの少女」 桜井孝(常総市)


「筆 踊る」 川村昇司(水戸市)


「一歩一歩」 大和田健(筑西市)


「光輪」 藤井美代志(かすみがうら市)

2019 年
 8 月 25 日 (日)

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