神栖市 防災アリーナ、6月1日開館 災害時拠点:茨城新聞

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2019年5月31日(金)
神栖市 防災アリーナ、6月1日開館 災害時拠点
2500席、温水プールも


【写真説明】
固定観覧席2500のメインアリーナ=神栖市木崎のかみす防災アリーナ



神栖市が同市木崎の神栖中央公園内に整備を進めていた「かみす防災アリーナ」が6月1日、開館する。オープンを前に29日、報道陣に公開された。31日には開館式典や一般向けの内覧会を行う。

アリーナは、鉄骨造り地下1階、地上2階建て、延べ床面積は約1万9千平方メートル。バスケットボールコート3面相当分のメインアリーナは2500席を有する。温水プール、音楽ホール、トレーニングルーム、カフェなどのほか、備蓄倉庫を備え、災害時には約1万人の一時避難者を収容する防災拠点施設としての機能を併せ持つ。2017年5月に着工し、今年3月に完成した。事業は、民間資金を活用した社会資本整備(PFI)方式で実施し、施設整備費約121億円、15年間の運営・維持管理費約50億円。

アリーナを巡っては、17年10月に施設の規模見直しを問う住民投票が行われ、見直し賛成が反対を上回った。同11月の市長選で初当選した石田進市長は、住民投票の結果を尊重する考えを示し見直しに向けた検討を進めたが、着工後で多額の損失が生じることなどから見直しを断念。当初の計画通り建設が進められた。

29日の定例記者会見で、石田市長は「投じた予算は血税であり、市の大きな財産として有効活用できるよう前を向いて取り組む責務がある」と述べ、施設を活用したスポーツツーリズムの振興などに取り組む考えを示した。

6月1日のオープンを前に、31日午前10時から開館式典、同午後3時から一般向けの内覧会が開かれる。1、2の両日、さまざまな開館記念イベントが予定されている。(関口沙弥加)




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