《2019選択・参院選》増税、憲法改正問う 4日公示 茨城、現新5氏出馬へ:茨城新聞

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2019年7月3日(水)
《2019選択・参院選》増税、憲法改正問う 4日公示 茨城、現新5氏出馬へ




第25回参院選は4日公示される。6年半続く安倍政権の評価をはじめ、10月に控える消費税増税や憲法改正の是非、年金など社会保障制度の在り方、日本原子力発電(原電)東海第2原発の再稼働問題などを主な争点に、21日の投開票に向け論戦が本格スタートする。与野党7党と諸派・無所属の合計360人超が立候補を準備。茨城選挙区(改選数2)は、再選を目指す現職と新人4人の計5人が立候補を予定している。

茨城選挙区に立候補を予定しているのは、自民現職で元副知事の上月良祐氏(56)、立憲民主新人で元経済産業省職員の小沼巧氏(33)、共産新人で元県議の大内久美子氏(69)、日本維新の会新人で前那珂市長の海野徹氏(70)、政治団体「NHKから国民を守る党」新人で元東京都江戸川区議の田中健氏(53)。

上月氏は党の地域・職域支部や団体の支持を固め、推薦団体は1200を超え初当選時の6倍以上となった。国政で連立を組む公明党の推薦を得て選挙協力を進める。自民県連は2016年参院選で岡田広氏が獲得した60万票を目標に、大差のトップ当選を狙う。

小沼氏は5人中最年少の若さを武器に、駅立ちなどを通し知名度不足をカバーする。経産省と民間企業での経験をアピール。地方重視の政策や東海第2再稼働反対を主張。陣営は50万票を目標に、国民民主と連合茨城、社民などの支持を得て得票増を図る。

大内氏は参院選初挑戦。昨年1月にいち早く出馬表明し、約40年の地方議員経験を基に地盤拡大を進めてきた。元首長らでつくる県市民連合の推薦を受け、脱原発を訴える。改憲阻止や消費増税中止も訴え、政権批判の受け皿として比例票上積みも狙う。

海野氏は県南に地盤のある石井章参院議員(比例)と連動し、全県での浸透を図る。駅前で脱原発のチラシを配ったり、社会福祉法人などに出向いたりするなどして支持を呼び掛け、草の根運動を展開。保守票を取り込み27万票の獲得を目指す。

田中氏は、NHK放送を契約者だけ視聴できるようスクランブル放送化することで適正な受信料徴収を目指すとする政治団体に所属。目立った街頭活動などは行わない見込み。

茨城選挙区に候補を擁立しない公明は上月氏、社民は小沼氏と連動し、比例票の上積みを図る。県内で公明は20万票、社民は3万5千票の比例票獲得をそれぞれ目指す。(黒崎哲夫)




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