参院選公示 県内、現新5氏出馬:茨城新聞

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2019年7月5日(金)
参院選公示 県内、現新5氏出馬


【写真説明】
田中健氏、海野徹氏、小沼巧氏、大内久美子氏、上月良祐氏(左から届け出順)



第25回参院選が4日公示され、改選124議席に選挙区215人(改選数74)、比例155人(同50)の計370人が立候補を届け出た。歴代最長政権に近づく安倍晋三首相(自民党総裁)の政権運営に審判が示される。焦点は、安倍政権下での憲法改正に前向きな「改憲勢力」が国会発議に必要な3分の2以上の議席を維持するかどうかだ。与野党は老後資金2千万円問題に端を発した年金不安や、10月の消費税増税、アベノミクスを巡り論戦。21日投票、即日開票される。


茨城選挙区(改選数2)は、政治団体「NHKから国民を守る党」新人で元東京都江戸川区議の田中健氏(53)、維新新人で前那珂市長の海野徹氏(70)、立民新人で元経済産業省職員の小沼巧氏(33)、共産新人で元県議の大内久美子氏(69)、自民現職で元農水政務官の上月良祐氏(56)の現新5人が県選管に立候補を届け出て、17日間の遊説をスタートした。立候補者数は前回2016年より1人少なかった。

同選挙区は自民、旧民進系が2議席を分け合う“指定席”争いが続いている。改選を迎えた藤田幸久氏(69)が1月に国民民主から立憲に電撃移籍した末に比例候補に回り、旧民進系の候補者選びが難航したこともあり、共産や維新がどう食い込んでくるかが焦点となる。

田中氏は出陣式を開かず、早朝に水戸市倫理法人会の会合に参加。NHKのスクランブル放送実現などを公約に掲げ、同市千波町の茨城放送前での第一声では「NHK受信料は『隠れ税金』の代表格。国会議員の誕生が最終的に放送法改正につながる」と訴えた。

海野氏は水戸市三の丸の水戸京成ホテルで出陣式。馬場伸幸党幹事長や市町村の首長・議員、支持者ら約500人(主催者発表)を前に、「8年間の市長としての経験や東日本大震災で復旧・復興に全力を尽くした経験を、国政に生かしたい」と支持を訴えた。

小沼氏は水戸市千波町の事務所で出発式。国民民主党の県選出国会議員や連合茨城幹部ら旧民進系の議席死守を誓う関係者が参集した。小沼氏は「いろいろな考えの違いを乗り越え集まってもらい感謝している」と述べ、経済や福祉、脱原発の政策を訴えた。

大内氏は水戸市上水戸2丁目の大型商業施設前で第一声。市民団体「県市民連合」のメンバーや支持者らが見守る中、「消費税の増税を中止させ、暮らしに希望を持てる取り組みを進める。社会的に弱い立場の人にこそ政治の光を当てよう」と訴えた。

上月氏は水戸市千波町の水戸プラザホテルで、国会議員や県議、市町村長、支持者ら約3500人(主催者発表)が出席し出陣式。「皆さんのために働かせていただきたい」と荒天の中集まった支持者を前に声を張り上げた。この後、水戸駅南口の第一声に向かった。

【茨城選挙区立候補者(改選数2、届け出順)】
田中健 たなかけん 53 元江戸川区議 諸派 新
海野徹 うみのとおる 70 前那珂市長 維新 新
小沼巧 おぬまたくみ 33 元経産省職員 立民 新 =社民支持
大内久美子 おおうちくみこ 69 元県議 共産 新
上月良祐 こうづきりょうすけ 56 元農水政務官 自民 現(1) =公明推薦

※敬称略。 ()数字は当選回数。




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