台風19号 県内避難指示全て解除 河川氾濫、浸水も解消:茨城新聞

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2019年10月17日(木)
台風19号 県内避難指示全て解除 河川氾濫、浸水も解消


【写真説明】
床上浸水した民家では、家具を運び出す作業が急ピッチで行われた=16日午後0時40分ごろ、常陸太田市松栄町、鹿嶋栄寿撮影



県災害対策本部は16日、堤防が決壊した県内5河川12カ所を含む氾濫箇所90カ所全てで浸水が解消されたと発表した。那珂川周辺の広い範囲で浸水した水戸市飯富、岩根、藤井町でもポンプ車による排水作業が終了。常陸大宮市や水戸市は同日、台風による河川氾濫の恐れがなくなったとして避難指示を解除。同本部によると、県内40市町村で発令されていた避難指示や勧告は全て解除された。

那珂川と久慈川の決壊した堤防計6カ所では同日、全ての箇所で復旧工事が始まった。

同本部によると、同日午後3時現在で建物被害は半壊1棟、一部損壊22棟、床上浸水1327棟、床下浸水369棟に増えた。ただ被害の大きかった水戸市や大洗町、城里町などは調査中で、全容はなお明らかになっていない。

避難所は6市町12カ所でいまだ開設され、計257人が避難している。内訳は水戸市121人、常陸太田市53人、常陸大宮市50人、大子町28人、城里町4人、神栖市1人。

水道の断水は同日午前9時現在で、常陸大宮市の8920戸を最高に、大子町3107戸、水戸市200戸。水戸市でまだ約700軒が停電している。

JR水郡線常陸大宮-郡山間は運行再開の見通しが立っておらず、16日から常陸大宮-大子間で臨時バスが朝夜2本ずつ、上下4本の運行を開始した。

水戸市の小中・義務教育学校の計3校と鬼怒商高、水戸飯富特別支援学校は17日も臨時休校となり、大子清流高では短縮授業が続いている。 (三次豪)




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