茨城の魅力度問う 常磐大でシンポ 順位や評価法、発信力:茨城新聞

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2019年12月15日(日)
茨城の魅力度問う 常磐大でシンポ 順位や評価法、発信力


【写真説明】
自治体の「魅力度」を話し合ったシンポジウムのパネリストたち=水戸市見和の常磐大



「『自治体魅力度』を徹底的に考えるシンポジウム」が14日、水戸市見和1丁目の常磐大で開かれた。自治体の首長や職員らが、民間調査会社の魅力度ランキングで本県が7年連続最下位になった調査の是非や魅力発信の在り方について語り合った。学生や県民ら約200人が詰め掛け、茨城の魅力を問い直すきっかけにしていた。

同大の吉田勉教授ゼミ学生がランキングに関し報告。インターネット調査で5段階評価の「とても魅力的」「やや魅力的」を点数化し、残りはいずれも0点で評価している決定方法に疑問が呈された。県域テレビ局の不在や東京からの近さなど本県に不利な条件を指摘。他社の「住みよさ」「幸福度」のランキングで本県はいずれも11位と健闘しており「魅力度に注目しすぎ」「定義があいまい」といった批判が出た。

水戸市みとの魅力発信課の沼田誠課長は「調査は無視してほしいが、気にする人がいる以上、自治体としては詳細版の結果を買わざるを得ない」と吐露。最初の調査時に「47位」を広める結果になり後悔したという県営業戦略部の橘川栄作参事は「何度も訪れたくなる場所をつくる。県民全員が広報マンになってほしい」と対策を示した。

山口伸樹笠間市長は「魅力度向上目的だけの発信は意味がない。地域資源に磨きをかけることが大事」、水戸市で人力車観光を広める首藤敦子さんは「県外で恥ずかしい思いをして最下位は嫌だと感じている学生に配慮を」、ダンス講師の小松崎ちさとさんは「茨城は食材の宝庫。地元の食を体感できる店がどんどん出てほしい」とそれぞれ述べていた。(黒崎哲夫)




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