eスポーツ事業に注力する照沼さん、通信技術生かし支援:茨城新聞

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2020年1月15日(水)
eスポーツ事業に注力する照沼さん、通信技術生かし支援


【写真説明】
eスポーツ事業に注力する照沼篤さん



「子どもからお年寄りまで、誰もが同じ目線で参加し楽しめるという魅力を、広く浸透させたい」

eスポーツ事業に力を入れるシステム・ソフトウエア開発の「アプリシエイト」(水戸市)で常務に就く照沼篤さん。昨年の茨城国体文化プログラム事業として行われたeスポーツ選手権では、同社が水戸地区予選を支援。これを機に、長年IT大手企業で磨いてきた技術を生かし、通信技術の側面から同事業を縁の下で支える。

昨年8月に行われた「いばらきeBASEBALL大会」には、選手としても“参戦”。ほぼ未経験だった野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」で2勝を挙げた。「素人でも気軽にプレーでき、幅広い人が夢中になれる」。その容易性に可能性を見いだす。

電気工事業を営んでいた父親の影響で、県内の工業高校へ進学。卒業後は「外で技術を学べ」との父親の提案や、「上京したい」との憧れも後押しし、都内のIT大手に就職した。しかし、就職後すぐ配属となったのは日立市内の事業所。それ以降30年間、地元で腕を磨いてきた。

ウィンドウズ95が発表になると、「誰よりも勉強に励んだ」。いつの間にか電気工事分野とはかけ離れ、「家業を継ぐには至らなかった」ものの、機器内部で動作する「組み込み系」とウェブやアプリなどの「オープン系」の、両ソフトウエア開発を習得。

今後は社内で運用する管理ソフトの販売にも注力したい考え。「業務の生産性を数値化することで、さまざまな業界の経営をサポートできたら」

【メモ】ひたちなか市長砂で、妻と愛犬(プードル)と暮らす。テニスが趣味で、年に2、3回、大会にも出場。毎週通うスクールでは、特技のボレー技術を磨く。57歳。(水戸支社・前島智仁)




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