太田西山高が五感働かせ歴史探訪 フィールドワーク学習、市観光ボランティアと:茨城新聞

県内ニュース

県内スポーツ


2020年1月16日(木)
太田西山高が五感働かせ歴史探訪 フィールドワーク学習、市観光ボランティアと


【写真説明】
常陸太田まちかど案内人の会のメンバーのガイドに耳を傾ける生徒たち=常陸太田市新宿町



県立太田西山(せいざん)高校(常陸太田市新宿町、鈴木好美校長)の1年生約120人が14日、市内の名所・旧跡などを訪ねる地域研究フィールドワークに取り組んだ。全国的にも珍しいライフスキル教育を必須科目に取り入れた授業の一環。市の観光ボランティア「常陸太田まちかど案内人の会」(原田静雄会長)のメンバーのガイドを受けながら市の歴史や文化、街並みなどへの理解を深めた。

同フィールドワークは1学年6クラスを半分に分けて、同日と21日に実施。参加生徒を前に原田会長は「座学で学んできたことを生かしながら、野外学習では五感を働かせてまちの名所などを感じとってほしい」とエールを送って各班ごとに出発。生徒は西山荘コースと鯨ケ丘コースに分かれて、案内人の会のメンバーと一緒に歩きながら地域の歴史や魅力に触れた。

西山荘コースでは徳川光圀が生母の谷久子を弔うために建立した久昌寺や光圀(義公)の遺徳をしのんで建立された義公廟、西山公園、西山荘などを巡った。丘陵地にある西山公園では展望デッキから市街地を眺めて、案内人の会のメンバーが市の概要や歴史などを紹介。生徒たちからの質問も受けて理解を深めた。

市外から通う瀬谷祐気さん(16)は「自然の豊かさを感じた。学校周辺に歴史的に貴重なものが多く残されていることに驚いた」と感想。千勝美佳さん(16)は「市の歴史を知ることができた。今後の学習に生かしたい」と話した。

昨年4月に開校した同校では人間力を高め、地域に根差した学校を目指すためライフスキル教育を実施。その中の「地域研究」で、外部講師による講義やフィールドワークを企画。計6回の講義では同市の文化や観光、産業、歴史について学んできた。(飯田勉)




サイト内検索
(c)2010 IBARAKI SHIMBUN