つくばの企業 コスモ星丸の復活目指す ロボット改修、資金募る:茨城新聞

県内ニュース

県内スポーツ


2020年2月17日(月)
つくばの企業 コスモ星丸の復活目指す ロボット改修、資金募る


【写真説明】
最新技術を入れて復活を目指す「コスモ星丸」のロボット=つくば市竹園



1985年のつくば科学万博のマスコットキャラクターとして活躍した「コスモ星丸」のロボットを、現代の科学技術を使って復活させる企画につくば市の企業が取り組んでいる。35年前のレトロな形を残しつつ、次世代無線通信(5G)や仮想現実(VR)といった技術を取り込み、最新型に改修する。協力企業やネットでの公募を含め資金を集め、約1年後のお披露目を目指す。

コスモ星丸は、科学万博に合わせて小中学生への公募でデザインが決まり、ゲームメーカーのナムコがロボットを作って人気を博した。蓄電池やモーターを搭載し、有線通信で動いた。じゃんけんなど遊びの機能があった。高さは125センチ、幅・奥行きともに120センチ、重さは135キロ。

最新型としての復活企画を行うのは、人工知能(AI)開発のベンチャー企業「LIGHTz(ライツ)」(同市千現)。「つくば科学技術への温故知新の思い」を主題に、今回は同市吾妻のつくばエキスポセンターに展示してあったコスモ星丸を借り受け改修する。

ロボットの外形自体は生かし、内部を変える。既にモバイルバッテリーを搭載し、スマートフォンを使って5G回線の無線で動かせるようにした。モーターやコンピューター基盤を最新型の小型にして重さを40キロほど減らした。16日、同市竹園のつくばカピオで開かれたものづくりイベントで一般公開された。

今後、電気運転やVRといった最新技術のほか、握手できる人型ロボットの機能を含め、検討するという。費用は協賛企業の支援を受けるほか、インターネットで募金も受け付けている。開発担当の野末馨さんは「日常生活の中で子どもが遊べるロボットとして、必要な機能を加えていきたい」と話した。(綿引正雄)




サイト内検索
(c)2010 IBARAKI SHIMBUN