新型肺炎 茨城でマラソン中止相次ぐ 3月、つくばみらいと大子:茨城新聞

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2020年2月20日(木)
新型肺炎 茨城でマラソン中止相次ぐ 3月、つくばみらいと大子

新型肺炎の感染拡大を受け、3月に予定されていたつくばみらい市と大子町のマラソン大会の中止が19日、相次いで決まった。国内では、東京マラソンで一般参加者の出場が取りやめになったばかり。不特定多数の参加者を募るスポーツ大会やイベントにも影響が出そうだ。

中止が決まったのは「第4回みらいマラソン」(3月1日)と「第53回奥久慈湯の里大子マラソン大会」(同月8日)。

みらいマラソンは実行委員会の緊急会合が19日夜に開かれ、中止を決めた。市は20日以降、ホームページで告知し、参加者に文書を郵送して知らせる。大会は2〜10キロの四つのコースを設定。今年は男女2397人の申し込みがあり、ボランティアを含め約2700人が参加する予定だった。

市の担当者は「都心から40キロ圏内と近く、都内から参加するランナーも多い。感染経路が不明なこともあり、大会中止は仕方がない」と話した。大会スタッフ用のマスクや消毒液が確保できないことも中止の要因に挙げた。

参加費(大人4千円、高校生2千円など)を返金するかは今後決めるが、既にゼッケンやTシャツ、ICチップなどを参加者に配っており、できない可能性がある。協賛金約200万円は返金しない。

大子マラソンは町と町教育委員会が主催。19日午後の実行委役員会で、参加者とスタッフの安全面を考慮して中止を決めた。今年は1709人がエントリー。海外からの参加はないが、ほとんどが県外を含めた町外からだった。

町教委の担当者は「(十分な量の)マスク、消毒液の確保が難しい」とし、予防策が取れないことも理由に挙げた。また大会用のシャトルバスや周囲の温泉施設の利用などで「万が一、感染拡大の恐れもある」との懸念もあったという。

参加費の返金などについては、27日の実行委の全体会議で結論を出す方針だ。




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