城里町の複合施設 「アツマーレ」将来探る 協力隊企画、J2水戸と連携:茨城新聞

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2020年2月21日(金)
城里町の複合施設 「アツマーレ」将来探る 協力隊企画、J2水戸と連携
町民ら討論 自然や食で地域振興


【写真説明】
「アツマーレ」の将来像について意見を出し合う参加者=城里町小勝



サッカー・J2水戸ホーリーホックの練習拠点を兼ねる、城里町の複合施設「アツマーレ」(同町小勝)の将来像を探る催しが14日、同施設であった。町民やホーリーホックの関係者らが、アツマーレを核に同町の自然や食を組み合わせた地域振興策を出し合った。

アツマーレは、廃校となった旧七会中学校を町が約3億2800万円をかけて改修し、役場支所や公民館、バーベキュー場などを備えた複合施設。2018年2月にオープンした。天然芝のサッカーグラウンド2面のほか、ホーリーホックのクラブハウスや町民も利用できるトレーニングルーム、会議室、書庫、体育館などが併設されている。

催しは、アツマーレを核にした柔軟なアイデアで、人口減少や高齢化など地域の課題に対応しようと、町地域おこし協力隊が中心となって企画。ホーリーホック、Jリーグ社会連携本部が協力した。

町民、Jリーグやホーリーホックの関係者のほか、町役場、県、大学などから合わせて約50人が参加。

冒頭、Jリーグの社会連携部長の鈴木順さんが「シャレン!」と呼ばれる、地域、企業、自治体などとJリーグ・Jクラブが連携した社会活動を紹介した。同じくJリーグ特命担当部長の藤村昇司さんが世界のサッカークラブと地域との関わりを解説。県計画推進課の小森学さんが、県内の課題を県外在住者のアイデアで解決する「if design project」について語った。

この後、アツマーレの将来像を探ろうと、誕生から10年が経過した28年を想定し、グループに分かれて討論。参加者たちは、同町の持つ豊かな自然や農産物を生かしながら、文化やアート、エコロジーなどの視点を取り入れアイデアを出し合った。

さらに、アツマーレや地域への理想を明確化するため、グループごとにオリジナル新聞を制作。「アツマーレ世界へ 幸福度でブータン越え!!」「美しくアツマーレ 老若男女みんな笑顔」「多世代で支える農と食の暮らし」「アツマーレ大幅改装 地域振興の拠点へ!!」などの見出しが躍った紙面をアピールした。

終了後、町地域おこし協力隊の坂本裕二さん(36)は「参加者の熱意が伝わり、いい催しとなった。きょう出たアイデアを実現できるよう、情報共有を進めていきたい」と話した。(沢畑浩二)




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