いじめ防止へ対策強化 石岡市が条例制定へ 市や学校の役割明示:茨城新聞

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2020年3月17日(火)
いじめ防止へ対策強化 石岡市が条例制定へ 市や学校の役割明示

市民全体で児童・生徒のいじめ防止について取り組もうと、石岡市は開会中の市議会に「石岡市いじめ防止対策推進条例」案を提出した。18日の同議会最終日に可決されれば、4月から施行される。

県が同月施行する「いじめの根絶を目指す条例」に合わせ、多様化しているインターネット上のいじめなどにも対応し、市独自に防止等の対策を一層強化する内容。

基本理念として、(1)学校を中心に、児童・生徒に「いじめが絶対に許されない行為である」と認識させ、全ての児童・生徒がいじめの当事者となることがないようにする(2)安心して過ごせる教育環境を整え、いじめを受けた児童・生徒や、いじめを受けた児童・生徒を助けようとした児童・生徒を守ることが、何よりも重要であることを認識し、市、学校、保護者、地域社会、関係機関等が連携して取り組む-ことを掲げた。

市や市教委、学校や教職員の責務、保護者や児童・生徒、市民や事業者などの役割を明確にした点が特徴だ。具体的な取り組みとして、「学校に対して具体的な取り組み等の状況を確認し、支援や助言、指導を行う」「児童・生徒自らがいじめの問題を主体的かつ真剣に考える環境を整え、学校全体でいじめの防止と早期発見に取り組み、いじめの事実や疑いがあった時は、迅速かつ適切に対処する」「見守りや声かけ等を行い。安心して児童生徒が過ごすことができる環境づくりに努める」-などを例示した。

また市と市教委は、インターネットによるいじめに対する対策の推進のため、関係機関と連携し必要な対策を行う。その上で、施策の点検や見直しなどを協議する「いじめ問題対策連絡協議会」、重大事態が発生した場合、調査し対応の検討・提言を行う「いじめ問題対策委員会」、再調査する「いじめ問題再調査委員会」を設置する、としている。

同市議会教育福祉環境委員会で既に審議され、賛成多数で可決した。18日の最終日に可決される見込み。(高畠和弘)




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