《新型コロナ対策》プライベートで花火を 全国に呼び掛け:茨城新聞

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2020年5月29日(金)
《新型コロナ対策》プライベートで花火を 全国に呼び掛け
結城・斉藤商店 「同業者救いたい」


【写真説明】
斉藤商店の斉藤浩明さんと妻のあゆみさん。市内で手持ち花火の専門店も営む=結城市結城



新型コロナウイルス感染拡大の影響で花火大会の中止が相次ぐ中、結城市結城の花火会社、斉藤商店が、「プライベート花火を全国で!」と題したプロジェクトを立ち上げた。同社が注文を受け、打ち上げ場所の選定を理由に対応の難しいプライベート花火の企画、開催を他社に依頼するもので、代表の斉藤浩明さん(47)は「経営悪化の同業者を少しでも救いたい」と全国の花火会社に参加を呼び掛けている。

斉藤商店は県内外の花火大会に携わる傍ら、以前からプロポーズの演出や結婚式の見せ場、企業のイベントなどでプライベート花火を受注(30万円から)してきた。参加を予定していた花火大会が軒並み中止となったことで、同社の今夏の売り上げは過去最低となる見込み。

一方、プライベート花火の依頼は一定以上あるという。「中止となった入社式の代わりに、花火を打ち上げその映像を新入社員と共有し入社を祝いたい」といった企業や「たくさんの人を花火で元気づけたい」といったユーチューバーからの問い合わせが、同社に寄せられている。緊急事態宣言が解除され、そうした問い合わせが一層増えると見込み同プロジェクトを立ち上げた。

花火の打ち上げには県内の場合、平地で半径65メートル程度の広い場所(=保安距離、都道府県で異なる)が必要だ。地元ならどのようなロケーションで花火を演出できるか提案可能だが、他の地域では難しいため、注文を受けることのできなかったプライベート花火を他社の花火会社に依頼することを決めたという。

「プロジェクトの実施で、花火業界全体を盛り上げていきたい」と斉藤さんと妻のあゆみさん(45)。ファクスで、全国の花火会社にプライベート花火の参加を呼び掛けているところだ。問い合わせは(電)0296(33)2802




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