「許されるいじめ、ない」 鉾田・旭東小 弁護士、児童に説く:茨城新聞

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2021年6月18日(金)
「許されるいじめ、ない」 鉾田・旭東小 弁護士、児童に説く


【写真説明】
いじめについての授業を行った岩村道子弁護士=鉾田市立旭東小



子どもたちにいじめについての理解を深めてもらおうと、茨城県鉾田市荒地の市立旭東小学校(嶋田知恵子校長)は8日、6年生約30人を対象に、県のスクールロイヤーを務める弁護士の岩村道子さんを招いた授業を行った。岩村さんは人権について「みんなには平等で幸せに生きる権利がある」と語り、いじめは「他人の人権を傷つける行為」と説明した。

スクールロイヤーは、いじめ問題に対し法的な助言や、いじめ予防教育を図る授業など、学校に弁護士を派遣する県教委の事業。

児童たちは少数の班に分かれ、いじめは「いじめられる側も悪いか」について意見を出し合った。いじめられる側が原因をつくっているケースもあるとして、大半は「いじめられる側が悪いこともある」と結論を出した。児童たちの答えに対し、岩村さんは「許されるいじめはない」ときっぱり。「嫌なことをされたときはいじめで返すのではなく、別の方法で解決して」と述べた。

いじめを苦に自殺した少女の遺書も紹介。遺書には悪口や無視など、いじめの内容が書かれていた。岩村さんは「一つ一つの行為は小さいかもしれないが、積み重なると耐えられなくなる。嫌なことを言われたり、誰かが言われていたら、注意するか大人に相談して」と呼び掛けた。

玉木美樹さん(12)は「いじめは許されず、自殺につながることもある。クラスは仲がいいので、助け合っていきたい」と感想を述べた。




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