【エンタメ総合】
“アカサギ”平野紫耀にスタッフ感嘆「何でも着こなす力」 『クロサギ』こぼれ話

金曜ドラマ『クロサギ』の場面カット(C)TBS


 人気グループ・King & Princeの平野紫耀が主演を務める、TBS系金曜ドラマ『クロサギ』(毎週金曜 後10:00)の第8話が、9日に放送される。プロデューサー・武田梓が見どころや注目シーンを語った。



【場面カット】狡猾な表情?ゲスト出演する津田健次郎



――第8話の見どころ

“悪人濃度”がますます濃くなる第8話です。桂木はますます怖くなり、宝条と甥の鷹宮もどんどん本性を現していき、そして新たに政治家や霞が関も巻き込み、話のスケールはどんどん大きく進んでいきます。



その中で8話としては特に、平野紫耀と津田健次郎が「ワルい」です。今回の黒崎は「こいつ悪い奴だな~」と思う場面が非常に多いです。こんなに色んな表情を見せてきた黒崎なのに、「まだ見た事ない顔があったのか!」と思わず笑ってしまいました。そんな津田健次郎さん演じる宝条(佐々木蔵之介)の後輩・宇佐美との対決はとてもスカッとするお話になっていると思います。楽しみながらご覧ください。



――注目ポイント

毎回違う人物に成りすます黒崎。平野さんも人物ごとにお芝居を変えているのですが、今回はホスト風の“アカサギ”、社長と様々な顔を持った設定の人物に扮するので、かなり見応えあると思います。ぜひ、“アカサギ”に騙される怜華さんの気持ちになって見ていただければと…。(今までの回でも声のトーンやちょっとした仕草など、細かい部分で“普段の黒崎”と敢えて変えている部分がたくさんあるので、ぜひ配信もチェックしてみてください!)



ただ、何といっても見どころは黒崎と氷柱の関係性、そしてそれが表れるラストシーンです。氷柱の事は台本でたくさん泣かせてしまっているのですが、今回は元々「涙」の文字は無いシーンだったのですが、今までで一番大きく真っ直ぐな感情を黒崎にぶつけていて、そんな氷柱に心を打たれました。



――こぼれ話

黒崎が7話のラストでやっていたビリヤード、8話冒頭でもやります。少しの練習で技をマスターしていて流石でした。



“アカサギ”黒崎のシーンでは改めて、平野さんの何でも着こなす力は流石だなということを目の当たりにしました。登場の時にかけるサングラスもいくつかの候補からオーディションをしたのですが、どれもド派手なのに全部似合ってしまうので、スタッフ内でも意見が分かれて選ぶのが逆に大変でした。



これから物語はどんどん佳境に突き進んでいきます。もう後戻りできないのでノンストップでお楽しみください!



■第8話のあらすじ

黒崎(平野紫耀)は牛山(山口紗弥加)から、宝条(佐々木蔵之介)には“宝条帝国”と呼ばれる裏金作りのための資金源がいくつもあるという情報を得る。そして、その中のひとつである医療法人をターゲットに定めた。理事長を務める宇佐美孝也(津田健次郎)はひまわり銀行の元行員で宝条の後輩に当たる人物。赤字だった病院を立て直した救世主だ。黒崎は、宝条帝国とそこに君臨する宝条を喰うことを“独断”で決意し動き出す。



宇佐美に近づくためにその妻・怜華(高田里穂)に接触を図る黒崎。彼女好みの金持ちなホスト風の男に扮し、あっという間に怜華の心を掴んだ黒崎は、怜華に「金が欲しいんでしょ? いい方法があるよ」と持ち掛ける。同じ頃、宝条の元にひまわり銀行へ潜入した時の黒崎の防犯カメラ映像が届けられていた。ひょんなキッカケでその写真を見た宝条の甥・鷹宮(時任勇気)は、そこに写るのが黒崎ではないかと察知する。



一方、桂木(三浦友和)は黒崎の動向を邪魔するように、新たなシロサギの情報を黒崎に売り、北海道へ行ってこいと命じる。自分を宝条から遠ざけようとしていると勘づいた黒崎は、桂木に逆らい続けることに対して危機感を募らせる。



そんな矢先、氷柱はプライベートで甘味処「かつら」を訪れていた。それを知った黒崎は、これ以上桂木にも自分にも関わるなと突き放し…。

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