【映画】
森且行、壮絶なケガを乗り越えられた理由は“好きだから” 復帰後の心境の変化も明かす

映画『オートレーサー森且行 約束のオーバル 劇場版』の公開記念舞台あいさつ=森且行 (C)ORICON NewS inc.


 元SMAPのメンバーでオートレーサーの森且行(50)が11月30日、都内で行われたドキュメンタリー映画『オートレーサー森且行 約束のオーバル 劇場版』の公開記念舞台あいさつに登壇した。



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 森は、1996年にSMAPを脱退し、幼少期から夢だったオートレーサーに転身。GIIを3度、GIを2度制覇。2020年11月最高峰グレードレース日本選手権で悲願の初優勝も21年1月にレース中に転倒し、腰椎破裂骨折・骨盤骨折の重傷を負ってしまう。両足にまひが残りながらも、約2年に及ぶ壮絶なリハビリを経て、23年4月6日に地元・川口オートレース場で802日ぶりに復帰し、カムバック勝利を果たした。



 映画にちなみ、困難に直面した時にどのように自分を奮い立たせるかと問われた森は「やっぱり好きでいないと前には進めない」と一言。「壁にぶつかっても、とにかく楽しいことを探して、絶対に腐らず前に向かって突き進むっていうのがいいんじゃないかなと思います」と笑顔を見せた。



 さらには大怪我後、挑戦を楽しむ気持ちに拍車がかかったといい「怪我する前は、強い選手が並ぶじゃないですか。もう二度と走りたくないって思ったんですけれども、最近はやっぱり強い選手と並んで勝ってやろうっていう気になる。余計なんか強い選手といっぱい走りたいなと思います」と語った。



 今作は、23年3月に開催された『TBSドキュメンタリー映画祭』で上映された『オートレーサー森且行 約束のオーバルへ』をもとに、大幅な追加撮影映像を交えて再編集され、森の不屈の闘志の源泉を浮かび上がらせる全く新しい内容となっている。



 イベントには森のほか、萩原聖人、穂坂友紀監督が参加した。

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