
【映画】
久保史緒里、今後演じたい役は「悪い人」 監督からの言葉に感慨「そこを見抜かれる機会がなかった」
アイドルグループ・乃木坂46の久保史緒里が2日、都内で行われた第38回東京国際映画祭 『恒星の向こう側』舞台あいさつに、俳優の朝倉あき、中川龍太郎監督と登壇した。今後やってみたい役柄を聞かれた朝倉は「悪い人を演じたい」と回答すると、久保も「私も悪い人だったんですけど(笑)」と同調。中川監督は「悪いひとをやりたい人っばかり僕の映画がでてる」と苦笑した。
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母の余命を知り故郷に戻った娘・未知(福地桃子)は、寄り添おうとしながらも拒絶する母・可那子(河瀬直美 ※瀬=旧字体)と衝突を重ねる。夫・登志蔵(寛一郎)との間に子を宿しながらも、亡き親友への想いに揺れる彼の姿に不安を募らせる未知。母の遺したテープから“もうひとつの愛”を知ったとき、彼女は初めて母を理解し、母から託された愛を胸に進んでいく。そんな未知の同僚を久保が演じている。
2020年に公開された中川監督『静かな雨』に出演した衛藤美彩の紹介で知り合ったという久保。「元々中川監督の作品をみせていただいて当時の先輩がご出演されるということで。監督の作品は、私の好きな世界観。繊細で私もいつかご一緒したいと思っていたので5年経ってご一緒できたのはすごくうれしかったです」と出演の感想を述べる。
また、感情をあらわにするシーンは「『久保さんは静かに、でも燃えるものを持った人だからそれを出してほしい』と言ってくださって。そこを見抜かれる機会がなかったのでこの役ができてうれしいなと思いながらやらせていただきました」と感慨深げに振り返っていた。












