【映画】
堺雅人、星野源の主題歌に感謝 タイトルの意味を考察「ひらがなにしているのは絶対に意味がある」

星野源の主題歌に感謝を語った堺雅人 (C)ORICON NewS inc.


 俳優の堺雅人(52)が14日、都内で行われた映画『平場の月』の公開初日舞台あいさつに登壇した。



【動画】堺雅人、星野源の主題歌に合わせて笑顔でノリノリな姿



 主題歌として書き下ろされたのが星野源の「いきどまり」。本作の物語に優しく寄り添うような楽曲となっている。堺は「最初に聞いた時は『物語が星野源さんのこの言葉で終わるのは、とても素敵だな』と。あと“行き止まり”は行くと止まるの複合動詞。“行くと止まる”もそうだけど、“生きると留まる”という意味もあるのかなと思った時に立場と意味がぐっと反転する。今まで『さようなら』だったものが、『さようならじゃない』と思った瞬間に、ゾゾッと来ました。そうとも読めるし、ひらがなにしているタイトルは絶対に意味があるはずなので。なんて素晴らしい言葉を最後に残してくれたんだろう、星野源さんはと思いました」と考察を交えながら、しみじみと語っていた。土井裕泰監督も「この歌までが『平場の月』という映画なんだと自然に思えました。素晴らしい歌をいただいた」と感謝していた。



 そのほか、井川遥(49)、坂元愛登(16)、一色香澄(15)が参加した。



 『半沢直樹』(13年、20年)、『真田丸』(16年)、『VIVANT』(23年)と、その年を代表する連続ドラマで主演を務めてきた堺だが、映画では『DESTINY 鎌倉ものがたり』(17年)以来8年ぶりの主演作となる。



 本作は、2018年に刊行された朝倉かすみ氏による同名小説(光文社)の映画化。男女の心の機微を繊細に描き、各紙書評にて絶賛され、第32回山本周五郎賞を受賞し、第161回直木賞にノミネートされた。35年ぶりに再会した中学時代の同級生同士。お互い独り身となり、さまざまな人生経験を積んだ2人が意気投合し、中学生以来、離れていた35年のときを埋め、心を通わせていくストーリーは「こんな“大人の恋愛小説”は読んだことがない!」と多くの話題を呼び、発売当初から映像化権のオファーが30社以上にのぼり、満を持して映画化される運びとなった。



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