
【エンタメ総合】
11坪の狭小住宅、“生活感ゼロ”モデルルームに見える秘密 家主「ストレスがなくなった」
俳優の駿河太郎、三船美佳がMCを務める、MBSテレビ『住人十色~家の数だけある 家族のカタチ~』(後5:00 ※関西ローカル)が、きょう15日に放送される。今回は、建坪11坪の狭小住宅が登場。生活感ゼロのモデルルームのように片付けられている工夫が紹介される。
【住人十色】出しっぱなしがなくなる仕組みがある洗面所
舞台は、大阪市東成区。住人(アルジ)は、育ち盛りの子どもが3人いるファミリー。昨年、建築家の夫の設計で新居を構えた。昔ながらの住宅街でひときわ目立つスタイリッシュな3階建ては、間口は3.1メートル、奥行きは12メートル。間口が狭く奥行きが深い、建坪11坪のコンパクトな“うなぎの寝床”だ。
そんな狭小住宅の生活のメインスペースは2階。スタイリッシュな16帖のリビングダイニングキッチンは、玄関の反対側からも光を採り込むため全面ガラス張りになっており、窓の向こうは公園を借景に、緑豊かな景色が広がる。
室内はモデルルームばりに片付いていて、生活感はゼロ。調理中、どうしても煩雑になるキッチン周りは、扉を閉めるだけで冷蔵庫や調理家電が丸ごと隠せるようにしている。キッチンの扉の隣は収納かと思いきや、なんと洗面室。引き出しの中にコンセントを設け、ドライヤーを挿したまましまえるようにしたことで、毎回の抜き差しの手間が省け、出しっぱなしもなくなった。
さらに3階にある子どもたちの個室スペースにも物が一切なく、部屋というより廊下のようにも見える。壁が隠し扉になっていて、中には勉強机に洋服、かばん、布団など子どもの物がぎっしり。大きな扉は開けるときょうだいのスぺースを仕切る間仕切りになる。床はあえて布団を敷くだけのスペースしかない。床に物があると布団が敷けず、寝るためには子どもが絶対に部屋を片付けないといけないという仕組みになっている。
妻は「子どもたちに片付けろ、片付けろっていうのを言わなくて済むようになったし、私自身も掃除や片付けがしやすくなったのでストレスがなくなった。肩こりも減りました」と喜ぶ。












