大麻の悩みをLINEで相談
若年層による大麻使用の急増を受け、福岡県はLINE(ライン)を通じて匿名で相談できる窓口を設置した。大麻に特化した取り組みは珍しく、使ってしまったり、誘われたりした若者らの不安の受け皿になる狙いがある。担当者は「秘密は必ず守るので、気軽に悩みを相談してほしい」と呼びかけている。
24時間受け付け、専門家が毎週月、金曜の午前10時〜午後1時に返信する。家族や友人についての相談にも応じる。相談者が県外在住の場合、居住する自治体の窓口を紹介する。
違法行為である栽培と売買に関する情報提供を除き、捜査機関への通報はしない。
12月には改正大麻取締法が施行され、大麻も「使用罪」が新設される。
(共同)